PropertyManager での関係式の直接入力

多くのフィーチャーでは、数値を入力できる PropertyManager フィールドで関係式を直接入力および変更できます。 関係式、グローバル変数、寸法ダイアログボックスにアクセスすることなく、グローバル変数、関数、ファイル プロパティを使用した関係式を作成できます。

この機能を利用できる PropertyManager の多くを次の表に示します。
部品フィーチャー アセンブリ フィーチャー
押し出しボス/ベース 押し出しカット
押し出しカット 回転カット
単一穴 フィレット
回転ボス/ベース 面取り
回転カット
フィレット 直線パターン
面取り 円形パターン
シェル  
リブ  
抜き勾配  
ベース フランジ  
エッジ フランジ  
直線パターン  
円形パターン  
カーブ駆動パターン  
押し出しサーフェス  
回転サーフェス  
フィレット サーフェス  
たとえば、押し出しボス/ベース フィーチャーの PropertyManager では、次のような関係式を入力できます。
  • 方向 1 や方向 2 への深度フィールド
  • 方向 1方向 2ドラフト フィールド
  • 方向のタイプが 2 つある 薄板フィーチャー厚み フィールド
  • オフセット距離フィールド

数値フィールドが関係式の入力を受け入れるかどうかを調べるには、フィールド上にポインタを置いて、次のツール ヒントを表示します: 値を入力するか、= から関係式を作成します。

関係式を含む数値入力フィールドでは、関係式そのものか、その評価値を表示できます。 フィールドの初めに表示される [関係式] OTTool_Equations_Tools.gif ボタンまたは [グローバル変数] ボタンをクリックして関係式と値を切り替えることができます。

この機能が複数のコンフィギュレーションに適用される場合は、コンフィギュレーション ボタン が入力フィールドに表示されます。 関係式が 1 つのコンフィギュレーション、全コンフィギュレーション、または選択したコンフィギュレーションのいずれに影響するかを指定できます。

入力フィールドに評価値が表示されている場合は変更できませんが、関係式に切り替えてから関係式を編集したり削除することができます。

PropertyManager、関係式 ダイアログ ボックス、または 修正 ダイアログ ボックスで作成や編集を行った関係式は領域のすべてに対して反映されます。