複数面へベアリング荷重を設定

ベアリング荷重を複数の面に設定した場合、ソフトウェアは半空間(Φ は 180º 以下)における面積と位置に基づき、選択された複数の面に集中荷重を分散します。

ベアリング荷重は、図に示すように、選択された円筒面に適用されます。ベアリング荷重が面に垂直で適用され、同様に円形のシェルエッジを選択することができるということを念頭においてください。選択された領域の面積がA1=A2、A3=A4であるとします。A2は、半空間内で圧力が最も集中する部分にあるので、A1より大きな集中荷重がかかります。同様にA4にはA3よりも大きな集中荷重がかかります。A1にかかる集中荷重と、A3にかかる集中荷重の比は、どちらも半空間内において相対的に同じ位置にあるので、その面積に比例します。A2とA4についても同じ関係が成立します。

下の図は半空間におけるA1とA2の面積と相対的位置が同じである場合は、集中荷重は均等に分散されます。