積層複合材またはスタックのサーフェスを基準とする位置をコントロールできます。 適切なオプションを選択する場合、ジオメトリで異なるシェル厚みのあるサーフェス間のクリアランスを考慮に入れる必要はありません。 複合のシェル定義(Shell Definition) PropertyManagerは次のオプションを持ちます:
中間サーフェス
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スタックの中央をサーフェス ボディ上に置きます。
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上面サーフェス
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スタックの上面をサーフェス ボディ上に置きます。
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下面サーフェス
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サーフェス ボディ上のスタックの下面の位置を設定します。
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比率を指定
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中立面から参照サーフェスまで測定された合計厚みの分数であるオフセット値により定義されたスタックの一部を位置決めします。 図は負のオフセット値と正のオフセット値を示します。
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例えば、2つの異なる複合スタックで構成される中空段付軸について考えてみます。
軸の内径を使用して2つのサーフェスを作成し、下面サーフェス(Bottom Surface)オプションを選択します。 これにより、ラミネートの層数や厚みを変更するたびにジオメトリを再定義する必要がなくなります。