材料質量 PropertyManager

トポロジー最適化中は、あらゆる要素を含む構成部品の物理的な最大スペースの指定から始まり、最適化の反復プロセスにより新しい材料の分布が判断され、より軽くより剛性をもつ形状になります。

最適化プロセスの反復が完了すると、材料質量(Material Mass)プロットに構成部品の最適化された形状が表示されます。
材料質量(Material Mass)プロットを開くには:

  • トポロジー スタディ ツリーの結果(Results)材料質量(Material Mass)をダブルクリックします。

表示

相対質量密度の低い(0.3 未満)の要素は、ソフト要素と見なされます。 これらの要素は、構成部品の全体的な剛性に寄与しないため、安全に削除できます。 相対質量密度の高い(0.7 以上)の要素は、固体と見なされます。 これらの要素は、構成部品の全体的な剛性(耐荷重能として)に大いに寄与し、最終デザインには残すべきです。 等位値スライダは、相対質量密度値に従い、材料質量(Material Mass)プロットでの要素の追加を調整します。
  デフォルト 等位置スライダのデフォルト(Default)位置により、相対質量密度値が 0.3 より小さい要素は削除されます。
  材料質量 - 重 スライダを重(Heavy)に動かすと、すべての要素が組み込まれます。
  材料質量 - 軽 スライダを軽(Light)に動かすと、削除できないソリッド要素(相対質量密度 1.0)のみが組み込まれます。
アルゴリズムによって保持が必要(Must Keep)として選択される要素は黄色で表示されます。 削除 OK(Ok to Remove)として選択される要素(相対質量密度が 0.3 未満)は、暗い紫で表示されます。 材料質量(Material Mass)プロットのデフォルトのカラー オプションを選択して、色弱の方を支援できます。 チャート オプション(Chart Options) > 色のオプション(Color Options) のデフォルト設定は、材料質量用の最適化(Optimized for Material Mass)です。 ユーザー定義(User defined)では、カスタム カラー マップを選択できます。
材料質量プロットの表示 現在のスライダの位置に基づいて、材料質量(Material Mass)プロットを生成します。 計算された要素の合計質量は、材料質量(Material Mass)プロットのスライダの下に表示されます(絶対値および元の質量に対する割合)。
  スムーズ メッシュを計算 アクティブな材料質量(Material Mass)プロットからスムーズなサーフェス メッシュを作成します(ギザギザのエッジと鋭角を作成する要素を削除または変更)。
最適化された部品のスムーズ メッシュ データを新規ジオメトリとして保存するには、材料質量(Material Mass)プロットを右クリックし、スムーズ化されたメッシュをエクスポート(Export Smoothed Mesh)をクリックします。 メッシュ データは、新規コンフィギュレーションまたは新規部品ファイルとして保存できます。
メッシュ スムージングの詳細オプション:

サーフェスのスムージングはサイクルで実行されます。 スライダを粗い(Coarse)に動かすと、材料質量(Material Mass)プロットにスムージング サイクルが 1 回だけ適用されます。

スムーズ

スライダをスムーズ(Smooth)に移動すると、適用されるスムージング サイクルの回数が多くなり、計算時間は長くなります。

スムーズ化されたメッシュの色を指定

スムーズ メッシュ ジオメトリの色を指定します。 デフォルト オプションは部品の色です。

プロパティ

  タイトルを表示する プロットのタイトルを入力します。
  指定ビューの表示方向に関連付ける 定義済みの表示方向をアクティブなプロットと関連付けます。
最適化された車のフード構成部品の材料質量(Material Mass)プロットを示します。 ソフト要素は元のジオメトリ(最大物理スペース)から除去されます。

(イメージ提供は Ring Brothers LLC)