-EntityGroup
-EntityGroupコマンドにより、ユーザー定義のエンティティセットを作成、コントロールできます。本コマンドはエンティティグループコマンドのコマンド ウィンドウ バリアントです。
エンティティグループの作成
エンティティグループを作成するには、まず一意の名前を設定します。この名前は、後でコマンドをこのグループに使用する際に必要となります。さらに、グループを選択可能かどうか指定します(以下を参照)。
新規のグループを定義するには:
- -EntityGroup コマンドを新規(New)オプションを使用して発行します。
- 一意のグループ名を指定します。
- 必要に応じて説明を入力します。
- グループが選択可能かどうかを設定します(デフォルトはYesです)。
- エンティティグループに属するエンティティを指定します。
エンティティグループの拡張
エンティティグループの定義はExplodeオプションで破棄できます。グループ定義が解消されるとエンティティグループは図面上から削除されます。エンティティグループ定義を破棄する唯一の方法は名前を破棄することです。
グループを分解するには:
- -EntityGroupコマンドを、Explodeオプションを使って入力します。
- 分解するグループの名前を指定します。
1つのエンティティが複数のエンティティグループに属し、エンティティグループは他のエンティティグループの一部であることも可能であることから、このオプションではエンティティグループ内のエンティティを選択してエンティティグループを分解することはできないようになっています。
エンティティグループの名前変更
グループの名はRenameオプションで変更できます。コピーコマンドで作成されたグループが存在する場合に便利です。システムはコピー、ミラー、パターンにより作成されたグループには自動的に**A1、 **A2 等の名前が適用されます。
グループ名を変更するには:
- -EntityGroupコマンドを、Renameオプションを使って入力します。
- プロンプトで、既存のグループの名前を入力します("*A0"等)
- プロンプトで、新しいグループの名前を入力します("Screw_Copy1"等)
エンティティの追加/削除
-EntityGroup コマンドには、他に 2 つのオプションが用意されています。1 つは追加のエンティティを既存のグループに統合するオプションであり、もう 1 つはグループ内のエンティティを削除するオプションです。
グループ コマンドの他の2つのオプションは、追加のエンティティをグループに統合、あるいはグループ内のエンティティを削除するためのものです。
グループ名を指定すると、そのグループに属するエンティティがハイライトされます。
- 既存のグループにエンティティを追加するにあh、追加するエンティティを選択します(これらはハイライトされません)
- 既存のグループからエンティティを削除するには、削除するエンティティを選択します。
注記: すべてのエンティティをグループから削除しても名前が存在する限りグループは残ります。
コマンド:-EntityGroup