モデル内の温度プロファイルが変化すると、変位、歪み、応力が生じます。熱応力解析は温度の影響を含む静解析を参照します。
以下のオプションのいずれかを用いて熱応力解析を実行することができます。
- モデル全体に一様な温度上昇または降下の使用。
- 定常熱伝導解析または非定常熱伝導解析からの温度プロファイルの使用。
- Flow Simulation からインポートした温度プロファイルの使用。
- 線形静解析スタディの中で部品、面、頂点の温度を指定した温度プロファイルの使用。他の位置の温度は 0 と仮定されるため、このオプションはほとんどの場合現実的ではありません。熱伝導解析をまず行ってからその結果を使用して熱応力解析を行う必要があるかもしれません。
静解析ダイアログ ボックスの流れ/熱効果タブにより、静解析で温度荷重による影響を考慮するかどうかの指定ができます。手動で材料特性を定義する場合は、モデル内の各材料ごとに温度膨張率(熱膨張係数)を定義する必要があります。