梁やトラスを使用した解析の実行

鋼材レイアウトを含むモデルを解析するには:

  1. 梁と共にメッシュする鋼材レイアウト、または押し出しボディの静解析、座屈解析、固有値解析 非線形のスタディを定義します。
  2. Simulation スタディ ツリーの梁アイコンを右クリックし、定義編集(Edit Definition)を選択し、梁の端部に境界条件を設定します。
  3. (オプション)梁要素をトラス要素に変更することができます。
    1. Simulation スタディ ツリーでそれらのアイコンを右クリックし、定義編集(Edit Definition)を選択します。
    2. 梁の適用/編集 プロパティ マネージャで、トラス を選択し、 をクリックします。
  4. 梁に材料を指定します。 梁でサポートされているのは、線形等方性弾性材料モデルのみであることに注意してください。
  5. ジョイント作成:
    1. Simulation スタディ ツリーで梁ジョイント(Beam Joints )フォルダを右クリックし、編集(Edit)を選択します。
    2. PropertyManagerで、すべての鋼材レイアウトのジョイントを定義するには、すべて(All)を、または選択鋼材レイアウトを定義するために選択(Select)のいずれかを選択します。
    3. 計算 をクリックします。
      ジョイントが、鋼材レイアウトの自由端、あるいは2つ以上の鋼材レイアウトの交点に追加されます。適切なジョイントを設定するために、次の値より小さいクリアランスをジョイントとして扱う(Treat as joint for clearance less than)オプションを使用します。クリアランス値よりも小さい距離の隣接ジョイントはマージされます。
    4. をクリックします。
  6. ジョイント、参照点、または鋼材レイアウトに対して荷重を適用します。 トラスでは、荷重はジョイントにのみ適用できます。
  7. 拘束をジョイントにのみ適用します。 梁要素の各ジョイントには 6 つの自由度が存在し、トラス要素には 3 つの自由度が存在します。 ゼロあるいはゼロではない強制移動および回転を適用することもできます(梁の場合のみ)。
  8. モデルのメッシュを作成して、スタディを実行します。
  9. 結果の表示結果プロットには次が含まれます:
    • 軸応力、2つの直交方向への曲げ応力、梁要素の軸および曲げ応力を組み合わせたワーストケース応力。
    • トラス要素の軸応力
    • 変位および変形プロット
    • トラスと梁の軸力(Axial force)図
    • 梁のせん断と曲げモーメントの図
    • 梁やトラスの反力
    • 梁のモーメント反力
    反力あるいはモーメント反力のプロットを作成するには、変位プロットを定義し、成分 を適切に設定します。