ビルド チェック

ビルド チェック ツールを使用して SOLIDWORKS Design Checker で評価するドキュメントの必要条件を設定します。

ビルド チェック ウィンドウは、いくつかに分かれています:

ダイアログ ビュー

必要条件ドキュメントのチェックを表示します。またこの基準は、編集可能です。すべてのチェックを表示(Show All Checks) をクリックして、現在のタブのみと、ドキュメントのすべてをチェックを切り替えます。チェックのタイトルバーをクリックして収縮・展開を行います。

概要ビュー

評価の必要条件ドキュメントの概要を各チェックのパラメータや値とともに表示します。チェックをクリックして詳細を参照します。

オプション(Options)

現在の必要ドキュメントのオプションを設定します。

各種設計規格(ANSI、ISO、DIN、JIS、BSI、GOST、GB)がビルトイン規格ファイルのセットにより提供されます。提供されている任意の設計規格をロードすることができ、そのユーザー定義のドキュメント設定を表示することが可能です。設計規格ファイルは install_dir\dsgnchk\Dataに格納されています。

ビルド チェックを実行する

ビルド チェックを実行するには:

  1. ビルド チェック (Design Checker フライアウト ツール ツールバー) をクリックするか、ツール(Tools) > Design Checker > ビルド チェック(Build Checks) をクリックします。
    [SOLIDWORKS Design Checker へようこそ (Welcome to SOLIDWORKS Design Checker)] ダイアログ ボックスを使用して、追加の標準ファイルを作成したり、既存の標準ファイルを開いたり、Design Checker チュートリアルを利用することができます。
  2. 次のいずれかを行います。
    • 新規 をクリックするか、ファイル > 新規 をクリックして新しい必要条件ドキュメントを作成します。
    • 開く をクリックするか、ファイル > 開く をクリックして既存の必要条件ドキュメントを開きます。
  3. SOLIDWORKS Design Checker ウィンドウで、下のタブをクリックし、ドキュメントの必要条件と重要度レベルを設定します。
    すべてを自動修正 または 選択を修正 を選択すると、最適な自動修正の値 ボックスの設定は自動的にエラーチェックに適用されます。
  4. 保存 または ファイル > 保存 をクリックします。
    ドキュメントは、.swstd 拡張子とともに保存されます。
    Design Checker ファイルの場所は、 オプション > ファイルの検索 で設定できます。

    ドキュメントが選択された図面標準で作成された場合、アクティブなドキュメントのチェックを実行することができます。

ビルド チェック ツール

ドキュメントのチェック 寸法表示規格、ユーザー定義プロパティ、フォント等。
アノテートアイテムのチェック 矢印のスタイル、アノテートアイテムのフォント、幾何公差データム。
寸法のチェック 上書きされた寸法、矢印のスタイル、単位等。
図面ドキュメントのチェック シート フォーマット、レイヤー、タイトルブロック等。
部品ドキュメントのチェック 部品に指定された材料。
アセンブリ ドキュメントのチェック 構成部品の材料、合致エラー/警告、外部参照等。
フィーチャーのチェック フィーチャーのエラー/警告や完全に定義されたスケッチ。