ユーザー定義樹脂材料の作成

何百もの樹脂材料がプラスチックのデフォルト データベース(Default Database)に保存されています。 これらの樹脂材料を属するファミリーの正式な頭文字別に、または材料メーカー別に並べ替えることができます。

ユーザー定義樹脂材料を作成するには、デフォルト データベース(Default Database)に保存されている類似材料をコピーし、そのプロパティを変更し、後で使用するためにユーザー定義データベース(User-defined Database)に追加します。

ユーザー定義樹脂材料を作成するには:

  1. PlasticsManager ツリーの材料(Material)の下で、樹脂(Polymer)を右クリックし、データベースを開く(Open Database)をクリックします。
  2. 樹脂(Polymer) ダイアログ ボックスで以下の処理を実行します。
    1. デフォルト データベース(Default Database)をクリックします。 材料を選択します。ユーザー定義材料が属するプラスチック ファミリーから選択することをお勧めします。 たとえば、ABSABS のジェネリック材料(Generic material of ABS))の下で最初の材料を選択します。
      材料名の横のチェック ボックスがハイライト表示されます。
    2. コピー(Copy)をクリックします。
    3. ユーザー定義データベース(User-defined Database)をクリックします。
      ユーザー定義材料はすべてユーザー定義データベース(User-defined Database)に保存されます。
    4. プラスチック データベース(Plastics Database)で、ユーザー定義材料を追加するプラスチック ファミリー(たとえば、ABS)を選択します。
      独自のプラスチック ファミリーを追加するには、材料追加(Add Material) をクリックします。 新しいプラスチック ファミリーの名前を入力します。 樹脂材料の新しいファミリーがプラスチック データベース(Plastics Database)タブの下に表示されます。
    5. 貼り付け(Paste)をクリックします。
      材料のクローンが ABS の下に表示されます。
    6. クローン作成された材料のプロパティを編集するには、編集(Edit) をクリックします。
      高分子製品マネージャー(Polymer Product Manager)ダイアログ ボックスで、変更する材料プロパティを編集できます。 たとえば、樹脂製品(Polymer Product) で樹脂の名前を変更し、射出温度(Melt Temperature)の数値をカスタマイズすることができます。 材料プロパティのすべてのフィールドはユーザー定義可能です。
    7. OK をクリックします。

    ユーザー定義材料を Excel ファイル形式でエクスポートするには、製品のエクスポート(Export Products) をクリックし、選択された製品(Selected Product) > xls をクリックします。

    ユーザー定義データベース(User-defined Database)のユーザー定義材料(.xls または .bin 形式で保存されています)をインポートするには、製品の読込み(Import Plastic Material) をクリックします。