エクスポート ルールを作成する(Creating an Export Rule)

SOLIDWORKS PDM BOM 変数を XML ファイルにエクスポートし、ERP システムに読み込むためのエクスポート ルールを作成します。

SOLIDWORKS PDM BOM 変数を ERP システムの変数にエイリアス セットを使用する場合、エクスポート ツールを作る前にエイリアス セットを作成する必要があります。 エイリアス セットの作成(Creating an Alias Set)を参照してください。

エクスポート ルールを作成した後、ワークフロー トランジション アクションを追加し、ルールをトリガしてください。 トランジションアクションで作業する(Working with Transition Actions)を参照してください。

エクスポート ルールを作成するには:

  1. データ インポート/エクスポート (Data Import/Export)を展開し、エクスポート ルール(Export rules)を右クリックして新しいエクスポート ルール(New Export rules)を選択します。
  2. エクスポート ルール(Export Rule)ダイアログ ボックスで、ルール名(Rule name)を入力します。
  3. XML 出力ファイルのフォルダ パスを指定します。

    SOLIDWORKS PDM データベース サービスが稼働しているコンピュータからアクセス可能なパスを指定する必要があります。

    UNC パスを指定した場合、通常エクスポートを扱うデータベース サービスはシステム ユーザー アカウントで実行されます。このアカウントは、デフォルトでネットワークへのアクセス権がありません。 ネットワークへのアクセス権を取得するには、サービスを指定ユーザーとして実行するか、アドミニストレーティブ UNC パスを使用してください。 パスには例えば c$ がコンピュータの C: として含まれます。

  4. XML-ファイル名の出力(Output XML-file name)では、ファイル名を指定するか、 をクリックしてエクスポート ファイル名に使用する変数コンポーネントを選択します。
    出力 XML ファイル名に変数を選択した場合は、変数が存在し、エクスポートされたデータのすべてのファイル データ カードにおいて割り当てられる必要があります。 変数が表示されない、またはカードで割り当てられない場合は、エクスポートされたファイルは .XML, 001.XML, 002.XML のように読み取られます。
  5. エクスポートするBOMのタイプを選択します:
    • CAD BOM (CAD BOM): CAD BOMを含む図面またはアセンブリ ファイルに対して、XMLファイルを生成します。 XMLデータに含める変数、コンフィギュレーション、参照はBOM レイアウトによって決定されます。

      すべての CAD BOM をエクスポートするか、アクティブ化された BOM のみをエクスポートするかを選択します。

      エクスポートトランジションアクションでは、ファイルを実行(Run for files)オプションを使用します。
    • マスター BOM (Computed BOM): BOM が定義済みの場合、マスター BOM からデータをエクスポートし、すべてのファイルについて XML を生成します。

      BOM をテーブル フォーマットでエクスポートするかを選択し、またすべてのマスター BOM あるいはアクティブな BOM のみをエクスポートするかを選択します。

      エクスポートトランジションアクションでは、ファイルを実行(Run for files)オプションを使用します。
    • カスタムBOM (Named BOM): 保存されたカスタムBOMからデータをエクスポートします。 XMLデータに含める変数、コンフィギュレーション、参照はカスタム BOM レイアウトによって決定されます。

      アクティブ化された BOM はテーブル フォーマットでエクスポートされます。

      エクスポートトランジションアクションでは、カスタムBOMを実行(Run for named bill of materials)オプションを使用します。
  6. マスター BOM(Computed BOM)をエクスポート データとして選択した場合:
    1. 変数(Variables)タブの次へ BOM をエクスポート(Bill of Materials to export)で BOM のエクスポートに使用する BOM 列の定義を選択します。

      BOM をテーブル フォーマットでエクスポートしない場合は、ファイルを識別するために使われる変数(Variable used to identify a file)で、エクスポートされた XML データの各ファイルを定義する変数値を選択します。 たとえば、ファイル データ カードに一意の部品番号が割り当てられていて、エクスポートされたXMLデータを処理するアプリケーションがファイル名の代わりに部品番号によってファイルを識別する場合に、このオプションを使用してください。

      XML-ファイルで使用されるエイリアス(Alias set to use in XML-file)では、生成された XML ファイルでエイリアス名がデータ カード変数の置き換え値となるエイリアス セットを選択します。

    2. コンフィギュレーション(Configurations)タブでは、すべてのコンフィギュレーション、アクティブ化されたコンフィギュレーション(最後に保存したコンフィギュレーション)、名前指定のコンフィギュレーションのいずれかのエクスポートを選択します。
    3. ファイル参照(File References)タブでは、エクスポートする参照情報(例えば、親/子の参照)を指定します。
    これらのタブのオプションの詳細は、エクスポート ルール ダイアログ ボックス(Export Rule Dialog Box)を参照してください。
  7. OKをクリックします。