動的に制御されるカード リストの作成(Creating Dynamically-controlled Card Lists)

ファイルまたはアイテム カードの両方が使用されている時に、2つ目のリスト コントロールに表示するリスト コントロールの値を1つ決定することができます。 これは、関連するリストの値を持つカード リストを作成することにより行います。

以下の例では、カード リストを3つ作成します:
  • 2つの値を持つコントローリング カード リスト
  • コントローリング リストの値に対応する、2つの依存するカード リスト

データ カードを作成する時に、ユーザーがコントローリング カード リストから値を選択するリスト コントロールを1つ追加します。 2つ目のリスト コントロールを追加し、最初のリスト コントロールで選択した値によって異なる、ユーザーが選択できる選択肢を設定します。

カード リストをデータ カード内で動的に使用するには:

  1. Lists (for cards)(Lists (for cards))を右クリックして新規追加(Add New)を選択します。
  2. ダイアログ ボックスで、以下の値を使用してコントローリング カード リストを作成します:
    リスト名(List name) 材料
    データ タイプ(Data type) テキスト
    データ(Data) 金属

    塑性

  3. 保存 (Save)をクリックします。
  4. ステップ1から3を繰り返して、コントロール リストのデータMetalおよびPlastiの値に対応する、依存するカード リストを2つ作成します。
      Metal用 Plastic用
    リスト名(List name) Metal types Plastic types
    データ タイプ(Data type) テキスト テキスト
    データ(Data)

    Stainless Steel

    Zinc

    ポリエチレン

    Polypropylene

    Polystyrene

    これらのリスト名はコントローリング カード リストのDataフィールドの値と一致していますが、リスト名(List name)で任意の名前を指定することもできます。 コントロールをデータ カードに追加してから、リスト間の実際の関係を作成します。
  5. データ カードを作成し、リスト コントロール(リスト ボックス、コンボボックス(List box, Combobox)、ドロップリスト(Droplist)、またはコンボリスト(Combolist))を追加します。
  6. コントロールのプロパティ パネルのアイテム(Items)で、特別の値(Special value)を選択し、Material(Material)を選択します。
  7. (Value)で、値を格納する変数名(Variable name)を選択します。
  8. 2つ目のリスト コントロールを追加します。
  9. このリスト コントロール内の、ユーザーが1つ目のリスト コントロールで選択した値によって異なるリストの値を作成するには、変数によってコントロール(Controlled by variable)を選択して詳細(Details)をクリックします。
  10. 変数によってコントロール(Controlled by variable)ダイアログ ボックスの変数(Variable)で、コントローリング リスト コントロールに関係付けられる値を選択します。この例の場合は、Materialを選択します。
  11. 変数の値(Variable Value)をクリックし、Metalのように、変数の値を入力します。
  12. カードリスト(CardList)で、変数の値とユーザーの選択が一致しているかを表示するリストを選択します。
  13. 他の変数の値を追加するには、ステップ9と10を繰り返します。
  14. (Value)で、2つ目のリスト コントロールと、種類(Type)といった変数をリンクさせます。
  15. ファイル > 保存 をクリックし、データ カードを保存します。
ユーザーがデータ カードを完成させると、1つ目のリスト(Material)で選択された値が、2つ目のリスト(種類(Type))で選択可能なリストの値を制御します。