Dispatchスクリプトの変数の作成 変数設定(Set variables) ダイアログを使用して、Dispatch アクションの実行時に評価される SOLIDWORKS PDM Dispatch 変数を定義します。 Dispatchスクリプトおよびスクリプト用に作成するグラフィックエレメントで使用する変数を作成できます。 変数設定(Set variables) ダイアログを表示するには、アクションの編集(Edit Action) ダイアログの 変数 (Variables) をクリックするか、Dispatch ダイアログの をクリックします。 追加(Add)をクリックし、新しい変数を作成します。 名前(Name)フィールドから、新しく追加する変数を選択し、名前を入力します。 種類(Type)ドロップダウン フィールドから、データの種類を選択します。 オプション 説明 現在のコンフィギュレーション %CurrentConfig% 例 :@ 現在のフォルダパス %CurrentFolderPath% 例: C:\VaultProjA\FolderA 選択されたファイルの現在の</Z1>リビジョン %CurrentRevisionOfFile% 例 :A 選択されたファイルの現在の</Z1>バージョン %CurrentVersionOfFile% 例 :4 選択されたファイルの</Z1>ディレクトリ %DirOfSelectedFile% 例: C:\VaultProjA\FolderA 現在のフォルダ名 %NameOfCurrentFolder% 例: FolderA 現在のボルト名 %NameOfCurrentVault% 例: VaultProjA ログイン ユーザーの名前 %NameOfLoggedInUser% 例 :Admin 選択されたファイルの</Z1>名前 %NameOfSelectedFile% 例: 89-NOAO-4200-1234.sldprt 選択されたファイルを作成した</Z1>ユーザー名 %NameOfUserCreatedFile% 例 :Admin 選択されたファイルの</Z1>パス %PathToSelectedFile% 例: C:\VaultProjA\FolderA\89-NOAO-4200-1234.sldprt SOLIDWORKS PDM ルート フォルダへのパス %RootFolderPath% 例: C:\VaultProjA ランタイム変数 ランタイム変数は、ユーザーの入力を保存しておく一時的なコンテナです。 アクション スクリプトでランタイム変数を使用することができます。例: UserState 選択されたファイルの現在の</Z1>ワークフロー ステータス %SelectedFileCurrentWorkflowState% 例 :承認済 静的文字列 値(Value)フィールドで作成した静的文字列に変数を設定します。例: %Number%_%Rev%.pdf 選択されたファイルの作成日時 %TimeFileCreated% 例 :20090726 14:44:1 選択されたファイルの修正日時 %TimeFileModified% 例 :20090726 17:04:12 環境変数の値 選択した環境変数の値に変数を設定します。例: USERNAME レジストリ変数の値 選択したレジストリ変数の値に変数を設定します。 例: FileExtVer 選択されたファイルのデータカードからの変数値 選択したデータカード変数の値に変数を設定します。 例: Approved on 選択された種類(Type)に基づいて表示する条件フィールドに入力します。 種類 (Type) が 静的文字列 (Static string) の場合 - 値 (Value) フィールドに値を入力するか、 をクリックして既定の変数、ストリング機能、演算機能から値を作成します。 種類 (Type) が 環境変数の値 (Value of environmental variable) の場合 - 環境変数 (Environmental variable) フィールドに入力するか、 をクリックして環境変数を選択します。 種類(Type)がレジストリ変数の値(Value of registry variable)の場合 - レジストリ変数(Registry variable)フィールドにレジストリ変数名を入力します。 種類 (Type) が 選択されたファイルのデータカードからの変数値 (Variable value from selected file(s) datacard) の場合 - データ カード変数 (Data card variable) フィールドに入力するか、 をクリックしてデータ カード変数を選択します。 次に、コンフィギュレーション(Configuration)フィールドに、コンフィギュレーションを入力します。 続けて、変数を追加(Add)をクリックして追加するか、あるいは変数を選択して削除(Remove)をクリックして削除します。 OKをクリックし、変数を保存します。 目次 変数の編集ダイアログ ボックス(Edit Variables Dialog Box) 変数設定 (Set variables) ダイアログで、Dispatch アクションの実行時に評価する SOLIDWORKS PDM Dispatchg 変数を定義します。 変数の関数(Functions for Variables) 変数の作成において、ストリング機能と演算機能を使用して値を設定します。 ダイアログボックスの値フィールドの横にあるをクリックして、これらの機能を追加できます。 親トピックDispatch (SOLIDWORKS PDM Professional のみ) Dispatch アドインのインストール Dispatchへのアクセス(Accessing Dispatch) Dispatchアクション スクリプトの作成 Dispatchスクリプトの編集(Editing Dispatch Scripts) Dispatchスクリプトのエクスポート Dispatchスクリプトのインポート