トポロジー オプション

トポロジー オプション(Topology Options)ダイアログ ボックスでは、トポロジー スタディの解析オプションを指定します。

トポロジー オプション(Topology Options)ダイアログ ボックスを表示するには:

  • トポロジー スタディの上部のスタディ アイコンを右クリックし、プロパティ(Properties)をクリックします。

ソルバ

ソルバー自動選択(Automatic Solver Selection) ソフトウェアは、トポロジー スタディを実行するためのソルバを選択します。
  • 高速なパフォーマンスを実現するデフォルトのソルバは、Intel 直接スパースです。
  • FFEPlus(反復)は、固有値制約が定義されている場合にのみ、デフォルトのソルバになります。
  • Intel ネットワーク スパースは、トポロジー スタディではサポートされていません。
静解析を実行してからトポロジー スタディを実行します。 デフォルトで選択されています。 ソフトウェアは静解析を実行した後で、トポロジー最適化アルゴリズムを実行します。
面内力剛性効果を考慮 剛性の計算に面内剛性効果による影響を考慮に入れます。
モデルを安定化させるためにソフト スプリングを使用 不安定を防ぐために地面と接続されるソフト スプリングを追加します。 不安定な設計に荷重を設定すると、剛体移動および回転が起きる可能性があります。 剛体移動を防ぐために適切な拘束を適用します。
慣性力効果使用(Use inertia relief) 不均衡な外部荷重に対応するために慣性力を適用します。 選択すると、拘束条件を設定する必要はなく、また剛体運動に対するモデルを安定させるソフト スプリング オプションを選択しなくても、解析を実行することができます。
最小/最大定式化使用(荷重定義)(Use Min Max formulation (for load cases)) 複数の荷重ケースが別々に構成部品に作用する可能性がある場合に選択します(荷重定義マネージャで定義)。

最適化アルゴリズムは、適用されるそれぞれの荷重ごとに、モデルのコンプライアンス(剛性の相互)が最小になるようにします。 最終的な構成部品の形状は、別々に作用する可能性のある各適用荷重ケースに対して剛性が最大になります。

保持(フリーズ)領域設定

荷重のみの領域(Regions with loads only) 荷重が適用される面を最適化から除外します。
拘束のみの領域(Regions with fixtures only) 拘束が適用される面を最適化から除外します。
荷重と拘束付きの領域(Regions with loads and fixtures) デフォルトのオプション。 荷重と拘束が適用される面は、最適化中は保持されます。
なし(None)(ユーザー定義) 保持する領域を選択します。 最適化中に保持される面を選択するには、製造制御(Manufacturing Control)を右クリックして、保持領域を追加(Add Preserved Region)を選択します。 / >
  結果フォルダ(Results folder) 解析結果が保存されるフォルダの場所を指定します。

詳細設定

収束チェック(Convergence Check)(ドラフト精度) 選択すると、繰り返しごとに、ソルバは目的または制約のいずれかが収束して解析を停止していないか調べます。 その後の、収束に到達する際の繰り返しと繰り返しの間の数値許容差は緩和されます。 デフォルトでは、ソルバは小さいほうの数値許容差(精度がより高い)を使用します。ソルバが停止するには、目的と制約の両方を満たす必要があります。
最大繰り返し数

自動 (Automatic)

収束に必要となる最大繰り返し数は自動的に設定されます。

ユーザー定義(User-defined)

最適化アルゴリズムで、収束に到達するための最大繰り返し数を指定します。 20 から 101 までの繰り返し数を入力します。