カスタムセグメントタイプの定義(Defining Custom Segment Types)

Function Builder でセグメントベースのモーター、トルク、あるいは力のプロファイルを作成するためのカスタム セグメント タイプを定義することができます。

  1. SegmentTypes.txt という名前のテキスト ファイルを作成します。
  2. セグメントタイプ構文に合わせてセグメントタイプを定義します。
  3. セグメントタイプファイルの場所を指定します:
    1. 標準ツールバーの オプション をクリックし、ファイルの検索 を選択します。
    2. 次のフォルダを表示Function Builder セグメント タイプ定義 を選択します。
    3. 追加 をクリックし、SegmentTypes.txt のあるフォルダーに移動し、OK を 2 回クリックします。
    定義したカスタムセグメントタイプ関数がタグ ユーザー 付きで Function Builder に表示されます。

セグメントタイプの構文(Segment Type Syntax)

Function Builder から選択できるセグメントタイプは独立変数の関数です。 セグメントタイプ関数を組み合わせて、区分連続なモーターまたは力のプロファイルを定義できます。

選択する各セグメント タイプによって、独立変数値の連続した範囲に対するプロファイル関数が定義されます。 SegmentTypes.txt というファイルを使って、Function Builder のカスタム セグメントタイプを作成することができます。セグメントタイプ構文を使って、基本的なプログラミングコマンドを使ったセグメントタイプ関数を定義できます。

カスタムセグメントタイプを使用するには、SegmentTypes.txt ファイルのあるフォルダを システム オプション ダイアログ ボックスの ファイルの検索 から指定する必要があります。

構文

各セグメントタイプ定義は、SegmentType("Type_Name", independent_variable, param_2, … param_n) で始め、endSegmentType コマンドで終わります。 定義には、return ステートメントを含める必要があります。 これらの2つのコマンド間で、算術演算を使ってセグメントタイプ関数を定義します。

コマンドと変数 説明
SegmentType("Type_Name", independent_variable, arg2, … argn) セグメントタイプ関数の定義を開始します。
"Type_Name" セグメントタイプ関数の一意の名前を文字列変数で引用符内に記述します。
independent_variable 関数から独立した変数を表す変数です。
param_2, … param_n 関数の定義に必要な任意の数のパラメータを表す変数です。
必要なパラメータの数は定義する関数によって異なります。
return 入力引数から計算されたセグメントタイプ関数値を返します。
endSegmentType セグメントタイプ関数の定義を終了します。
' コメントです。

セグメントタイプの例 - Cubic

'
'------------- Cubic -------------------
'
SegmentType("Cubic", x, x1, y1, x2, y2)
     xbar = (x-x1)/(x2-x1);
     ybar = 3*xbar^2-2*xbar^3;
     y = y1+(y2-y1)*ybar;
     return y;
endSegmentType

セグメント タイプ関数定義について詳しくはデフォルトのセグメントタイプ関数定義を参照してください。