接続点 (Connection Points)
接続点接続点とは、ルート セグメント(配管、チューブ、ケーブルまたは HVAC ダクト)が開始される、または終了する管継手(フランジ、エルボ、電気コネクタ)の点をいいます。 ルーティング セグメントを作成するためには、最低 1 つの端部に接続点が付いていなければなりません。 管継手部品においては、隣接する配管、チューブ、ケーブルまたは HVAC ダクトが開始または終了する各ポートに接続点が必要です。
すべてのルーティング構成部品(クリップとハンガーを除く)は 1 つまたは複数の接続点を必要とします。 (偏心レジューサは、2 つの接続点を持ちます。) 接続点は次のように使用します:
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構成部品をルーティング構成部品(配管、電気、またはユーザー定義)としてマークします。
- 接続のタイプ(配管接続点、電気接続点、またはユーザー定義接続点)を識別します。
- サブタイプを識別します。 例えば、リボン ケーブルは電気部品のタイプの 1 つです。
- 配管の直径や仕様など、属性の詳細を定義します。
- ルーティング セグメントの始点と終点をマークします。 例えば、接続点を必要な距離に従って管継手内に配置し、配管を管継手にはめ込むことができます。
電気接続点の場合、1 つの接続点のみを使用し、ワイヤやケーブルがコネクタから出る場所に配置します。 各ピンに 1 つの接続点を追加できますが、接続点スキマティック ピン ID を使用してピン番号を定義する必要があります。 電気コネクタ を参照してください。
配管構成部品の場合、1 つの接続点を各ポートに追加します。例えば、フランジには接続点 1 つ、T 継手 F には 3 つになります。
[ルーティング構成部品] ウィザードは、部品を確認したり、接続点を追加する際に役立ちます。 接続点の配置状態は部品を配置してから定義することもできます。 考えられるすべての接続点を追加する、何も追加しない、または追加する点を指定するように設定できます。 ただし、この設定は、始点-終点リストを使用する場合は無視されます。
ウィザードには、バルブやシーブはリストされません。しかし、レジューサのようにバルブとシーブには 2 つの接続点と 1 つのルート点が含まれるため、レジューサの設定を使用してバルブやシーブを検証することもできます。
ルート点 (Route Points)
ルート点(RPoint)は管継手(フランジ、エルボ、電気コネクタなど)をルート スケッチ内の交点または端点に配置するための管継手内の点です。 クリップの場合は、ルート点がフレキシブルなルートの点を定義するために役立ちます。
複数のポートを持つ管継手(T 継手や十字継手など)では、ルート点(Route Point)を追加する前に、管継手の軸の交点にスケッチ点を作成します。
アセンブリ接続点
アセンブリ接続点(ACPoint)はルートをアセンブリに接続できる点です。 これは、接続点が接合に対して行うのと同じ機能をアセンブリに対して行います。
アセンブリ ルート点
アセンブリ ルート点(ARPoint)は、アセンブリをルート上またはルートの端点に配置する点です。 これは、ルート点が接合に対して行うのと同じ機能をアセンブリに対して行います。 例えば、アセンブリのフィルターでは、配管のセグメントにどのように接合しているかを示すアセンブリ ルート点を指定できます。