法線偏差(Normal deviation) すべての形状には、同じ法線偏差があります。 法線偏差とは、Composer の三角形状を定義するエッジの法線間の角度です。 スライダを [高画質]に移動すると、法線偏差が減少し、アセンブリの画質が向上します。
イメージでは、黒色の円が元の形状です。 青色の三角形により、Composer での形状が定義されます。 法線偏差は、赤色の矢印間の角度です。

これら 2 つの三角形分割方法の違いは、様々なサイズの形状を含むシーンによって、見ることができます。 1 つの非常に大きいシリンダのアセンブリと、1 つの非常に小さいシリンダのアセンブリについて考えてみます。
[弦誤差]に関しては、弦誤差は一定のため、大きいシリンダに内接する多角形には、小さいシリンダのものに比べてより多くの側面があります。 大きいシリンダの形状のほうが、小さいシリンダの形状よりも高画質に見えます。

[法線偏差]に関しては、法線偏差は一定のため、両方のシリンダに内接する多角形には、同じ数の側面があります。 小さいシリンダの形状のほうが、大きいシリンダの形状よりも高画質に見えます。

スライダを[高画質](最適な三角形分割の画質)、[中]、[低画質]の間で移動させることによって、形状の劣化を最大限に抑えることができます。
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