他のアプリケーションのオブジェクトのリンクおよび埋め込み(Linking and Embedding Objects from Other Applications)
Windows バージョンでのみ使用可能
[Windowsバージョンのみ]
[Windowsバージョンのみ]
InsertObjectコマンドを使って図面に他のアプリケーションで作成されたデータを挿入することができます。
例えば、次のようなものを挿入できます:
- スプレッドシート ソフトウェアで作成されたワークシートやチャート
- ワードプロセッサやテキストエディタで作成されたテキスト ドキュメント
- ラスターイメージ処理またはベクター編集プログラムで作成されたグラフィカルオブジェクト
ファイルからデータを挿入するには以下の2つの方法があります。
- オブジェクトのリンク:ファイルのアイコンが図面に挿入されますリンクされたオブジェクトを編集すると、ソースファイルも変更されます。ソースファイルを編集すると、リンクされたオブジェクトも変更されます。
- オブジェクトの埋め込み:ファイルの内容を図面に挿入し、作成した元のアプリケーションを使ってアクティブ化することができます。
リンクと埋め込みは、OLE – Objects Linking and Embeddingと呼ばれます。
他のアプリケーションから新規オブジェクトを挿入するには:
- 挿入(Insert)> オブジェクト(Object)をクリック(またはInsertObjectと入力)します。
- ダイアログボックスで新規作成(Create New)を選択します。
- オブジェクト タイプ(Object Type)で使用するアプリケーションを指定します。結果(Result)の下にソフトウェアの短い記述が表示されます。
- 図面内にデータではなくアプリケーションのアイコンを表示したい場合アイコンで表示(Display As Icon)を選択します。
- OK
をクリックします。
新しいオブジェクトがアクティブ ビューの左上に表示され、ソース アプリケーションが開きます。
新規オブジェクトを作成する場合にはリンクは作成できません。
既存のファイルを別のアプリケーションからリンクまたは埋め込むには:
- 挿入(Insert)> オブジェクト(Object)をクリック(またはInsertObjectと入力)します。
- ダイアログボックスでファイル指定(Create from File)を選択します。
- ファイル(File)で図面に挿入するファイルの名前を入力します。ファイルを探すには、 参照(Browse) をクリックします。
- リンク(Link)を選択または選択解除し、ファイルをリンクするか埋め込むかを指定します:
- リンク(Link)を選択解除すると埋め込まれます。オブジェクト内のデータに変更を加えると、元のファイルには反映されず、元のファイルに対する変更はオブジェクトに反映されません
- リンク(Link)を選択するとリンクされます。図面内のリンクされた情報に変更を加えると、元のファイルにも反映され、元のファイルに対する変更はオブジェクトも反映されます。
- 図面内にデータではなくアプリケーションのアイコンを表示したい場合アイコンで表示(Display As Icon)を選択します。
- OK
をクリックします。
新しいオブジェクトがアクティブ ビューの左上に表示されます。
別の方法として、AttachDrawing を使って外部図面を参照したり、AttachImage を使って外部のラスターグラフィックスを図面内で参照することができます。参照 パレットを使用して参照ファイルを管理します。Windows®クリップボードから図面にデータを挿入するには貼り付けを使用します。
コマンド:InsertObject
メニュー:挿入(Insert)> オブジェクト(Object)