検索での AND、OR、NOT 演算子の使用

SOLIDWORKS PDM では、検索カードの編集ボックス タイプのフィールドの入力検索条件で、AND、OR、および NOT 演算子がサポートされます。

検索カードのこれらの検索演算子は、完全検索、SOLIDWORKS PDM 検索ツール、およびクイック検索で使用できます。

ルール:

  • 検索文字列の大文字と小文字は区別されません。
  • 演算子には大文字と小文字が区別され、大文字にする必要があります。
  • 変数値に有効な演算子は次のとおりです。 =!=<<=>>=、および <>
  • エスケープ記号の使用規則:
    文字列の検索で使用するもの 入力文字列
    二重引用符 エスケープ記号 \ 付き文字列。

    たとえば、"speaker" を検索するには、検索文字列に\"speaker\"と入力します。

    二重引用符は明示検索の一部であることを示します

    エスケープ記号 \ 付き文字列。
    たとえば、3" pipe という明示的な値を検索するには、検索文字列に "3\" pipe" と入力します。
    エスケープ記号 \ の使用は、インチ定数として二重引用符 " を使用する場合のオプションです。

    たとえば、3" を検索するには、検索文字列に 3" と入力できます。

  • 検索で複数の演算子が使用されている場合、SOLIDWORKS PDM は検索演算子を次の順序で評価します。 ()、NOT、AND、または OR。
  • AND、OR、および NOT 検索演算子またはそれらと同等の記号 &|! をそれぞれ使用できます。
  • テキスト(TEXT)、整数(INT)、浮動小数点数(FLOAT)、および日付(DATE)タイプのデータを検索できます。

    データ型を明示的に指定せず、複数変数フィールドに次の値が含まれる場合、データ型は次のようになります。

    • テキスト(TEXT)および非テキスト(non-TEXT)変数が含まれる場合、適用されるデータ型はテキスト(TEXT)です。
    • 日付(DATE)および日付以外(non-DATE)の変数が含まれる場合、適用されるデータ型はテキスト(TEXT)です。
    • 浮動変数(FLOAT)と整数(INT)変数が含まれる場合、適用されるデータ型は浮動小数点数(FLOAT)です。
  • AND および OR 演算子は、: 付きでも、なしでも使用できます。 たとえば、AND 演算子では、ANDAND: を使用します。
  • 複数のコンフィギュレーションまたは変数間で値を検索する場合は、単一コロン指定子 : を使用します。

    たとえば、次のように入力文字列を入力するとします。
    • :part1 part2 part3 part4 の場合、SOLIDWORKS PDM は異なるコンフィギュレーションに存在する可能性のある一致を返します。
    • :!part1 の場合、SOLIDWORKS PDM は、どのコンフィギュレーションにも part1 がない一致結果を返します。
  • : とともに、{} 内に検索文字列をネストできます。

    たとえば、入力文字列 :{part1 part2} part3 の場合、SOLIDWORKS PDM は part1 part2 が同じコンフィギュレーションで見つかった一致結果のみを返します。

  • 検索フィールドでは、ワイルドカード文字として *? がサポートされています。
  • 正確な文字列を検索するために、= を使用できます。 たとえば、Tools を検索するには、検索文字列に =Tools と入力します。
  • 文字列に複数の単語が含まれている場合は、"" を使用して正確な文字列を検索できます。 たとえば、パイプツールを検索するには、"パイプツール"と入力します。
SOLIDWORKS PDM 2020 にアップグレードすると、以前に保存された検索がアップグレードされ、新しい検索ルールに従いますが、以前の動作と検索結果は維持されます。

AND(&)演算子

この演算子の前後の語句を両方とも含む結果を検索します。

検索文字列の例 説明
term1 AND term2

TERM1 & TERM2

AND: term1 term2

&: term1 term2

term1term2 を含む一致を返します。結果には、任意の順序で語句が表示される可能性があります。
有効な検索結果の例:
  • term1 term2
  • term2 term1
  • term3 term1 term2
"(*" term1 term2 "*)" OR "(*)" term1 term2

AND はSPACE文字の暗黙的な演算子です。

括弧で囲まれ、term1term2 を含む一致を返します。

有効な検索結果の例:
  • (term1 term2)
  • (term2 term1 term3)
"(*" "term1 term2" "*)" or "(*)" "term1 term2"

AND はSPACE文字の暗黙的な演算子です。

括弧で囲まれ、文字列 term1 term2 を含む一致を返します。

有効な検索結果の例:
  • (term1 term2)
  • (term3 term1 term2 term4)演算子の前後にあるいずれかの語句または両方の語句を含む結果を検索します。

OR(|)演算子

検索文字列の例 説明
term1 OR term2

TERM1 | TERM2 の前後にある語句を含む結果を検索します。

OR: term1 term2

|: term1 term2

term1term2 のいずれかまたは両方を含む一致を返します。
有効な検索結果の例:
  • term1
  • term2
  • term2 term1
"(*" term1 OR term2 "*)" または "(*)" (term1 OR term2)

括弧で囲まれ、term1term2、あるいはその両方を含む一致を返します。

有効な検索結果の例:
  • (term1)
  • (term3 term2)
  • (term2 term1 term4)

NOT(!)演算子

演算子の後の語句が含まれていない結果を検索します。

検索文字列の例 説明
NOT TERM1 term1 以外の値を返します。
有効な検索結果の例:
  • term2
  • term3 term4
!="term1 term2" 文字列 term1 term2 以外の値を返します。
有効な検索結果の例:
  • term3
  • term2 term1
!(2019-01-11)

2019-01-11 以外の日付を返します。

有効な検索結果の例:
  • 2019-02-12
  • 2017-03-11