変数の関数(Functions for Variables)

変数の作成において、ストリング機能と演算機能を使用して値を設定します。 ダイアログボックスのフィールドの横にある右矢印をクリックして、これらの機能を追加できます。

ストリング機能

関数、構文、説明 引数、例
Left(<string>,<number>)

指定した文字の左側の文字列を、指定した文字数分返します。

<string> - 文字列

<number> - 返す文字数

例: Left(ProjectAA,7) - 戻り値 "Project"
Right(<string>,<number>)

指定した文字の右側の文字列を、指定した文字数分返します。

<string> - 文字列

<number> - 返す文字数

例: 戻り値 "AA"Right(ProjectAA,2) -
Mid(<string>,<startpos>,<number>)

指定した文字から文字列を返します(指定した位置から開始)。

<string>- 文字列

<startpos> - 開始位置の数 最初の文字の位置は0(ゼロ)です。

<number> - 返す文字数

例: Mid(ProjectAA,2,2)- "oj" を返します
Length(<string>)

指定した文字列の長さを返します。

<string>
例: Length(ProjectAA) - 戻り値 9
Reverse(<string>)

指定した文字列を逆にして返します。

<string>
例: Reverse(stockholm) - 戻り値 "mlohkcots"
Find(<string>,<substring>)
指定した文字列で、検索条件に最初に一致する文字または文字列を検索します。 文字または文字列が見つかった位置を返します。
文字列の先頭の位置が0(ゼロ)となります。
<string> - 文字列

<substring> - 検索する文字列

例: Find(abc,b) - 戻り値 1
ReverseFind(<string>,<substring>)
指定した文字列で、検索条件に最後に一致する文字を検索します。 文字または文字列が見つかった最後の位置を返します。
文字列の先頭の位置が0(ゼロ)となります。
<string> - 文字列

<substring> - 検索する文字列

例: ReverseFind(abcabc,b) - 戻り値 4
CurrentTime(%%Y-%%m-%%d %%H:%%M:%%S)

現在の日付または時間を指定した形式で返します。

%%a - 短縮された曜日名

%%A - 標準の曜日名

%%b - 短縮された月名

%%B - 標準の月名

%%c - ロケールに対応した日付と時間表示

%%d - 日(月) 十進数 (01 - 31)

%%H - 時間 24時間表示 (00 - 23)

%%I - 時間 12時間表示(01 ~ 12)

%%j - 日(年) 十進数 (001 - 366)

%%m - 月 十進数 (01 - 12)

%%M - 分 十進数 (00 - 59)

%%p - 現在のロケールの A.M./P.M. 表示

 

%%S - 秒 十進数 (00 - 59)

%%U - 週数(年)十進数、日曜日が週の最初の日 (00 - 53)

%%w - 曜日 十進数 (0 - 6; 日曜日は 0)

%%W - 週数(年)十進数、月曜日が週の最初の日 (00 - 53)

%%x - 現在のロケールの日付表示

%%X - 現在のロケールの時間表示

%%y - 年/世紀なし、十進数 (00 - 99)

%%Y - 年/世紀あり、十進数

%%z,%%Z - レジストリ設定に依存したタイム ゾーン名または短縮形。タイム ゾーンが不明なときは入力しない

%%%% - パーセント記号

例: CurrentTime(%%y%%m%%d) - 戻り値 "050113"

CurrentTime (%%H:%%M) - 戻り値 "09:53"

演算機能

関数、構文、説明 引数、例
Add(<term1>,<term2>)

指定された2つの数の合計を返します。

<term1> - 最初の項目

<term2> - 2 つ目の項

例: Add(2,3) - 戻り値 5
Sub(<term1>,<term2>)

指定された2つの数の差を返します。

<term1> - 最初の項目

<term2> - 2 つ目の項(減算する値)

例: Sub(3,2) - 戻り値 1