SOLIDWORKS Installation Manager では、SOLIDWORKS Electrical のすべてのコンポーネントを、スタンドアロン モードまたはクライアント/サーバー モードでインストールできます。
SOLIDWORKS Electrical では複数のコンポーネントを使用します。 インストール中に、必要なインストールのタイプに応じて、これらのコンポーネントを選択する必要があります。
- SOLIDWORKS Electrical Schematic - 電気配線図を作成および管理するための 2D アプリケーション。
- SOLIDWORKS Electrical 3D - 2D スキマティックと 3D モデルを統合するための SOLIDWORKS アドイン。 SOLIDWORKS Electrical 3D を使用すると、エレクトリカル デバイスのレイアウトを管理し、ワイヤ、ケーブル、およびハーネスを配線できます。
- Data - Data では、ソフトウェアで必要なすべてのデータがグループ化されます。 このデータは、グラフィック データ(シンボル、表題欄などを表すファイル)またはテクニカル データ(メーカー カタログ、記号に関連付けられたデータなど)です。 すべてのユーザーがアクセスできるようにデータを共有することができます。
- Collaborative Server - 電気図面のオープンと更新を管理するユーティリティです。
- SQL Server - SOLIDWORKS Electrical には、Microsoft SQL Server データベースが必要です。 インストール時に、新しいデータベースを作成するか、既存のデータベースを使用するかを選択します。
インストールのタイプ
SOLIDWORKS Electrical のすべてのコンポーネントを同じマシンにインストールできます。 これはスタンドアロン インストールです。 ワークステーションにすべてのプログラム データ(プロジェクトの図面やレポートなど)が保存されます。
SOLIDWORKS Electrical のコンポーネントをクライアント/サーバー アプリケーションとしてインストールすることもできます。 データをネットワーク サーバーに保存する場合は、このタイプのインストールを使用します。 クライアント/サーバー インストールでは、複数のユーザーが同じプロジェクトで作業できます。 クライアント システムには、サーバーへのネットワーク アクセス権と、プロジェクト、ライブラリ、および記号を作成するための読み取り/書き込み権限が必要です。
情報
どのインストールの種類(スタンドアロンまたはクライアント/サーバー)でも、SOLIDWORKS Electrical をインストールするには、完全な権限があるモードで Windows セッションを起動する必要があります。
1 台のマシンにインストールできる SOLIDWORKS Electrical のバージョンは 1 つだけです。 SOLIDWORKS のインストールで、インストールする製品の 1 つとして SOLIDWORKS Electrical を選択した場合、インストール プログラムは古いバージョンの SOLIDWORKS Electrical を削除します。
SOLIDWORKS Installation Manager を起動すると、ワークステーションまたはサーバーにインストールされている既存のバージョンの SOLIDWORKS Electrical が自動的に検出されます。
新しいバージョンをインストールする前に、常に既存の SOLIDWORKS Electrical 環境をバックアップしてください。 SOLIDWORKS Electrical Schematic 内からを選択するか、SOLIDWORKS Electrical 3D 内から を選択します。