破壊基準

破壊基準から、多軸応力場における材料降伏を予測できます。安全率チェックでは、選択した破壊基準に基づきモデルの安全性を評価できます。

材料は、温度、荷重比、化学的な環境、または材料の形成法則等により、頑丈にもなりますし、もろくもなります。1 つの材料に対し、全ての条件下において最適な基準というものはありません。

破壊基準を選択する際には、その材料に関して入手可能な全ての情報を参考にして下さい。モデルの安全性を評価するには、複数の基準を用いたほうがよい場合もあります。

本ソフトウェアは、以下の破壊基準をサポートしています。
  • 最大 Von-Mises 応力判定基準
  • 最大せん断応力判定基準
  • Mohr-Coulomb 応力判定基準
  • 最大主応力判定基準 (複合シェル用)
複合シェルを含むモデルでは、以下の破壊基準がサポートされます。
  • 最大応力判定基準
  • Tsai-Hill 破壊基準
  • Tsai-Wu 破壊基準
詳細については、「複合破壊基準」ヘルプ トピックを参照してください。