一様地盤振動 PropertyManager は、一様振動を、線形と非線形動解析スタディで特定の方向に拘束されたすべての位置に適用します。
適用可能な振動は、スタディ タイプによって異なります:
- モーダル時刻歴スタディでは、時間関数として、一様地盤振動の変位、速度、加速度を定義できます。
- 調和解析スタディでは、振動関数として、一様地盤振動の変位、速度、加速度を定義できます。
- 不規則振動解析スタディでは、振動関数として、全体座標系で一様地盤振動の変位、速度、加速度を定義できます。
- 応答スペクトル解析スタディでは、所定の変位、速度、または加速度応答スペクトルについて一様地盤振動を定義できます。
応答スペクトルには、固有振動数、または振動周期の関数として特定の地盤振動が適用された、1 次の自由度(SDOF)システムの範囲の超過した時間にわたるピーク応答が含まれます。 それぞれの応答スペクトルカーブは、特定のモーダル減衰比に対応します。
応答スペクトル解析スタディでは、一様または選択地盤振動について複数の応答スペクトル定義を適用することができます。 複数の応答スペクトルを定義した場合には、全体の応答は個々の応答の平方和の平方根によって計算されます。
- 非線形動解析スタディでは、時間関数として、全体座標系で一様地盤振動の加速度を適用できます。
円筒座標系または球形の座標系では、一様地盤振動を定義できません。
一様地盤振動を定義するとき、相対または絶対変位と速度の評価を要求することができます。 相対的な反応量は地盤反応に相対的です。 非線形動解析スタディでは、常に相対変位と相対速度が評価されます。 加速度では、絶対値のみが評価されます。