モード結合法テクニック(Mode Combination Techniques)

それぞれのモードから影響を合計することによって、最大構造応答が計算されます。

これらのモード合成法が使用可能です。

方法 説明
二乗和平方根法 (SRSS) この方式は、最大モード応答の平方和の平方根でピーク応答を推計します。

絶対値和法 この方式は、最大のモーダル応答がすべてのモードで同時に発生すると仮定します。モード合成法の中では最も保守的な結果になります。

CQC法 この方式は、ランダム振動理論に基づいています。ピーク応答は double summation からの最大モーダル値から推測されます。

ここで ρij は、相互相関係数で、ξI と ξj は、モード I と j のモードの減衰比です。

Naval Research Laboratory 法 (NRL法) NRLにより推奨されるモード合成法は、最大の応答を示したモードの応答の絶対値をとり、残りのモードの SRSS 応答に加算します。

ここで はすべてのモーダル反応の間の最も大きい反応のモードを表します。