Simulation スタディ ツリーは解析スタディを整理するツールです。 その機能は FeatureManager デザイン ツリーに似ています。 解析スタディをメニューと Simulation スタディから管理することができます。
ドキュメント ウィンドウには、次の 2 つのパネルがあります:
Simulation スタディ ツリー(Simulation study tree): |
FeatureManager デザイン ツリーの下に表示される、解析項目や入力、出力項目の図式表示に関係した全ての局面を体系化する構造化ブラウザです。 |
グラフィックス領域 |
様々なドキュメントとウインドウを操作する領域です。 |
デザイン スタディの直感的表現と右クリックメニューにより、Simulation スタディ ツリーは最適なインタフェースオプションとなっています。各スタディはグラフィックス領域の一番下のシミュレーション スタディ タブで表わされます。
スタディを定義する全ての項目はフォルダ アイコンやアイテム アイコンで表現されます。例えば、各構造スタディは表示成分のためのフォルダ、接合部(Connections)フォルダ、拘束(Fixtures) フォルダ、外部荷重(External Loads) フォルダとメッシュ(Mesh)フォルダを持っています。拘束と荷重条件は 拘束(Fixtures) フォルダと、外部荷重(External Loads)フォルダでユニークなアイコンで表わされ、接触条件は、接合部(Connections)フォルダに現われます。右クリックメニューには、関連オプションが一覧されます。
ドラッグ & ドロップ(コピー&貼り付け)と複製(Duplicate)は、スタディをすばやく複数定義するときなどに非常に役立ちます。
Simulation スタディ ツリーは、次の作業を簡単にします:
- デザイン シナリオの定義や変更
- フォルダおよびアイテム アイコンを右クリックして関連オプションにアクセス
- フォルダの中に拘束、荷重、接合部を整理
- 材料の設定と荷重拘束条件の定義
- 全体及び局所的接触条件の定義
- メッシュ オプションの設定、メッシュ コントロール、メッシュの作成
- 解析の実行と有限要素モデルのエクスポート
- 結果アイテムの作成と設定
- Simulation スタディ ツリーのフィルター
- ゆっくり 2 度クリックしてアイテムの名前を変更
- Simulation スタディ ツリーのアイコンを右クリックして定義編集(Edit Definition)を選択することによりアイテムの定義を表示あるいは編集
- 同じタイプの接合部の共有データを編集
- イメージやアニメーションの保存とスタディ レポート作成
スタディの実行に成功すると、ソフトウェアは結果
(Results)フォルダで、結果オプションの設定に従って、または既存の結果プロットを更新して結果プロットを作成します。