座標系

全体座標系(The Global Coordinate System)

デフォルトの設定で、方向性のある入力が行われると、全体座標系(X軸、Y軸、Z軸)が参照されます。平面1 は、ツリーに表示される最初の平面で、異なる名前がつけられている場合があります。参照トライアドが全体座標系の X、Y、Z 方向を示しています。

以下の図は全体座標系と平面1、平面2、および平面3 との関係を説明しています。

ここで Xは平面1の第一方向、Yは平面1の第二方向、Zは平面1の垂直方向です。



全体座標系の応力成分


全体座標系のひずみ成分

全体座標系はアイコンを右クリックし、(Axes)を選択すれば、どのプロットの上にも表示できます。

局所座標系

全体座標系以外の座標系は、局所座標系と言われています。 拘束と荷重を任意の方向に指定することができます。 例として、円筒面を選択すれば、半径、周、軸方向は容易に定義でき、それらを使って拘束と荷重が指定できます。 この場合、参照ジオメトリとして軸を選択する必要があります。

同様に、球面を選べば、拘束に適用する半径、経線、緯線方向が選べます。

結果表示では、参照面と参照軸を使用することができます。例えば、円筒座標系の半径方向の応力結果を表示することができます。

参照面と参照軸の使用: 異方性材料特性を設定したり、荷重や拘束条件を設定するために参照面や参照軸を使用することができます。
  • 参照面の使用: 参照面は以下の図に示されるように、直交座標系を定義します。

  • 参照軸の使用: 参照軸は、以下の図に示されるように、円筒座標系を定義します。

詳細については荷重と拘束条件のセクションを参照してください。