可塑性 Drucker - Prager モデル

降伏条件は、次のように定義できます。

ここで、α および κ は、解析中に変化しないと仮定される材料定数です。σm は平均応力、σ(bar)は有効応力です。

α および κ は、実験から取得された 2 つの材料パラメータ φ および c の関数です。ここで、φ は内部摩擦角、c は材料凝縮力です。

Drucker-Prager モデルは、砂や砂利などの粒状の土壌物質の挙動をシミュレーションするのに使用できます。 この材料モデルを使用するにあたり、次の点に注意してください。
  • 歪みは小さいと仮定されます。
  • 仮定された小さな歪みが有効である場合、大変位の問題を実行できます。
  • NR (ニュートン・ラプソン法) 反復法を使用することをお勧めします。
  • 材料パラメータ φ および c を、次の範囲に設定する必要があります。
    • 0 <= φ <= 90(度)
    • c >= 0 (力/単位面積)
  • ほとんどの土質力学問題に対して重力加速度は著しい効果を発揮するため、重力 PropertyManager を介して定義する必要があります。
必要な入力情報は、次のとおりです:
  • 弾性率とポアソン比
  • 材料凝集力
  • 内部摩擦角

Drucker-Prager モデルは、固体要素(ドラフト精度、および高精度)を使用できます。