時間カーブの定義

時間カーブを定義するには:

  1. 非定常熱伝導解析または非線形解析のスタディの荷重/拘束の PropertyManager で、時刻歴による遷移状況(Variation with time)の下で、
    1. 次のいずれかを行います。
      • 荷重に対する時間のデフォルト線形カーブを使用するには、一次式(Linear)をクリックします。このオプションを選択した場合、手順 7 に進みます。
      • 荷重に対する時間にユーザー定義のカーブを使用するには、カーブ(Curve)をクリックします。このオプションを選択した場合、次の手順に進みます。
    2. 編集(Edit)をクリックします。
  2. 時間カーブ (Time Curve) ダイアログ ボックスで:
    1. カーブ情報(Curve information)ボックスで、以下の手順を実行します。
      • 名前(Name)ボックスに時間カーブの名前を入力します。
      • 形状 を以下のいずれかの値に設定します。
        オプション(Option) 説明
        ユーザー定義  
        ロード中

        荷重定数(Y の値)が 0(時間 0)から 1(時間 tend)まで増加します。この際、tend は非線形解析の終了か、あるいは非定常熱伝導解析の合計時間となります。

        除荷

        荷重定数(Y の値)が 1(時間 0)から 0(時間 tend)まで減少します。この際、tend は非線形解析の終了か、あるいは非定常熱伝導解析の合計時間となります。

        載荷-除荷(Loading unloading)

        荷重定数(Y の値)が 0(時間 0)から 1(時間 tend/2)まで増加した後、0 (tend)まで減少します。この際、tend は非線形解析の終了か、あるいは非定常熱伝導解析の合計時間となります。

        調和解析

        調和性荷重は、サイン波形とコサイン波形の組み合わせおよびオプションの指数的上昇または低下として定義できます。

        ここで、

        • As = サイン曲線振幅
        • ωs = サイン曲線周波数
        • φs = サイン曲線位相
        • Ac = コサイン曲線振幅
        • ωc = コサイン曲線周波数
        • φc = コサイン曲線位相
        • c = 指数関数
        • t = 時間
    2. カーブ データ(Curve Data)ボックスで、以下を実行します:
      • X (時間)列の単位(Units)を設定します。
      • Y 値は、関連する荷重/拘束で、PropertyManager で指定された量に対する無次元乗数です。
      • カーブ データを編集します。(形状(Shape)がユーザー定義(User defined)に設定されているときのみ使用できます)外部のファイルからカーブを取得するには、カーブ インポート(Get curve)をクリックし、関数カーブ(Function Curves)ダイアログボックスを開きます。
        X-Y 列には、選択した形状に基づいてデフォルト値が表示されます。必要に応じてセルの値を変更してください。新規の行を追加するには、(Points)列の任意のセルをダブルクリックします。選択されている行を削除するには、選択部分を右クリックし、削除(Delete)を選択します。
      • 後で使用するためにカーブを保存するには、カーブ保存をクリックして、カーブ ファイルの名前と保存先のフォルダを指定し、保存をクリックします。

        ファイル名には、自動的に .cwcur という拡張子が追加されます。保存したカーブは、他のドキュメントでも使用できるようになります。

    3. OK をクリックします。
  3. 荷重/拘束(Load/fixture)PropertyManagerで、指定した荷重/拘束の実際の値を表示するには、時刻歴による遷移状況の下にある表示をクリックします。
  4. グラフのウィンドウを閉じます。
    • 非線形スタディでは、荷重または拘束の時間カーブを定義していない場合、プログラムではデフォルトの線形時間カーブが使用されます。
    • 非線形スタディ内の強制変位を解除できます。 Y 列セル内の下矢印をクリックして、オフ(Off)を選択します。 特定の時間間隔の Y 列セルに 0 値を入力すると、選択した自由度は固定と見なされます。