干渉認識 PropertyManager

構成部品を選択して干渉認識の種類やオプションを設定し、チェック結果を計算することができます。

この PropertyManager を開くには:
干渉認識(Interference Detection) (アセンブリ ツールバー)またはツール(Tools) > 評価(Evaluate) > 干渉認識(Interference Detection)をクリックします。

選択構成部品(Selected Components)

干渉をチェックする構成部品(Components to Check) 干渉チェック用に選択された構成部品を表示します。 他の構成部品を事前に選択していない限り、トップレベルのアセンブリがデフォルトで表示されます。 アセンブリの干渉部分をチェックすると、その構成部品の全てがチェックされます。 もし一つの構成部品を選択するなら、その構成部品を含む干渉だけが報告されます。 もし2つ以上の構成部品を選択するなら、選択された構成部品間の干渉が報告されます。
計算 干渉をチェックします。

除外した構成部品

除外した構成部品(Excluded Components)を選択して、このコマンドのグループをアクティブ化します。

除外する構成部品 除外するために選んだ構成部品が表示されます。
除外した構成部品を非表示 PropertyManager を閉じるまで選択した構成部品を非表示にします。
除外した構成部品を保持 構成部品のリストを保存して、PropertyManager を次回開くときに自動的に選択されるようにします。

結果

検知した干渉を表示します。 各干渉部分のボリュームは、各リストの右側に表示されます。 結果(Results)で干渉部分を選択すると、グラフィック領域に赤でハイライト表示されます。

干渉部分を右クリックして、次のような追加オプションを表示します。 次より小さい値を無視(Ignore all smaller than)完了時に隔離(Isolate when done)大きい値から小さい値に並べ替え(Sort largest to smallest)小さい値から大きい値に並べ替え(Sort Smallest to Largest)

無視/無視しない(Ignore/Un-Ignore): 選択した干渉部分に対して、無視/無視しないモード間を切り替える場合にクリックします。 干渉部分が無視(Ignore)に設定されている場合、一連の干渉の計算で、無視した状態が保持されます。 オプション(Options)無視した干渉部分を表示(Show ignored interferences)を参照してください。
結果を保存 干渉認識の結果を Microsoft® Excel® スプレッドシートに保存します。 指定保存(Save As)ダイアログ ボックスで、サムネイルをクリックして干渉のイメージを含めます。

アセンブリのみに使用できます。

構成部品ビュー(Component view) 干渉番号ではなく、構成部品名で干渉を表示します。

オプション (Options)

一致する部分を干渉部分としてチェック(Treat coincidence as interference) 一致したエンティティは、干渉としてレポートされます。
無視した干渉部分を表示(Show ignored interferences) 結果(Results)リストにグレイのアイコンで無視した干渉部分を表示します。
サブアセンブリを構成部品として扱う サブアセンブリを単一の構成部品として表示するため、サブアセンブリの構成部品間の干渉はレポートされません。
マルチボディ部品の干渉部分を含む(Include multibody part interferences) マルチボディ内のボディ間の干渉部分をレポートします。
干渉部品を透明にする(Make interfering parts transparent) 選択した干渉の構成部品を透過モードで表示します。
ファスナー フォルダの作成 結果(Results)の下で、ファスナー間(ナットやボルトなど)の干渉部分をファスナー(Fasteners)という名前の別フォルダに分離します。 を参照してください。ファスナーの干渉認識(Interference Detection with Fasteners)
一致するねじ山フォルダを作成 結果(Results)の下で、正しく一致しているねじ山を持つコンポーネント間の干渉部分を一致するねじ山(Matching cosmetic threads)という名前の別フォルダに分離します。

一致しないねじ山、整列されていないねじ山、その他干渉しているジオメトリによる干渉は干渉のリストに表示されます。

非表示のボディ/構成部品を無視 結果から次のものを除外します。
  • 非表示の構成部品(隔離(Isolate)コマンドによって非表示になっているものを含む)による干渉部分。
  • マルチボディ部品の非表示ボディと他の構成部品の間の干渉部分。

干渉しない構成部品(Non-interfering Components)

干渉しない構成部品を選択したモードで表示します:
ワイヤフレーム(Wireframe)  
非表示  
透明度  
現在の設定を使用 アセンブリの現在の表示設定を使用します。