Sustainability タスク パネル - タスク リスト（Sustainability Task Pane - Task List）

構成部品に材料が指定されていないアセンブリを開くと、Sustainability タスク パネルが開き、その最上部にある タスク リスト でその構成部品を選択して材料を指定したり、その構成部品を Sustainability 計算から除外したりできます。

SustainabilityXpress では使用できません。

タスク パネルを表示するには、アセンブリを開き、次のいずれかを行います。

  • Sustainability をクリックします（ツール ツールバーまたは評価 CommandManager タブ）。
  • ツール（Tools） > SOLIDWORKS アプリケーション（SOLIDWORKS Applications） > Sustainability をクリックします。

メッセージ

次のステップの説明が表示されます:

  • タスク リスト にアイテムが残っている場合、ボックスは黄色で表示され、材料の指定が必要な構成部品があるか、構成部品を計算から除外する必要のあることを表します。
  • すべての問題が解決されると、ボックスは緑色で表示されます。 結果表示 をクリックし、環境に与える影響を計算します。

タスク リスト

リスト アイテム アセンブリの材料が指定されていない構成部品と、Sustainability でサポートされない材料が指定された構成部品をリストします。 リストの各アイテムを選択し、材料を指定するか計算から除外します。
レポートに含める 環境影響の計算に除外されたアイテムを追加します。
除外（Exclude） アイテムを解析から除外します。 アイテムのステータスを に設定します。
使用材料 現在の選択している材料を、FeatureManager デザイン ツリーのモデルのアクティブなコンフィギュレーションに割り当てます。 この材料は、SOLIDWORKS ソフトウェアにおいて、質量特性やレンダリングなどその他すべての面において適用されます。

タスク リスト アイテムのステータスを表す記号:

構成部品には材料が指定されていません。
材料が Sustainability でのみ指定されおり、SOLIDWORKS の他のエリアではアクティブではありません。 材料設定 をクリックし、SOLIDWORKS で材料を指定します。
材料が Sustainability で指定されており、その材料は SOLIDWORKS で使用可能です。
構成部品 には材料が指定されていますが、Sustainability ではサポートされない材料です。
構成部品は計算から除外されます。

材料

材料を選択するには、アイテムを タスク リスト から選びます。

使用可能な材料には、Sustainability データが含まれます。 このリストにユーザー定義材料を追加するには、それを SOLIDWORKS 材料データベースで類似特性を持つ材料にリンクします。

Sustainability データをユーザー定義材料に追加（Adding Sustainability Data to a Custom Material）を参照してください。

クラス（Class） 鋼鉄 や プラスチック プラスチックなど、材料の主なクラスを設定します。
名前 特定の材料を設定します。
再利用内容 再利用された材料のパーセンテージ。

1 番目 (未使用)、2 番目 (再利用)、および商品混合 (未使用内容と再利用内容のデフォルトの混合) の値が Sustainability データベースに格納されている場合、再利用内容のパーセンテージが表示されます。 これらの値が使用できない場合、再利用内容は 0% になります。
重さ 選択された材料を使用して、構成部品の重さを表示します。

製造

地域
アジア など、製造地域を設定します。

地域を設定するには、地域 ドロップダウン リストを使用するか、またはマップをクリックします。
指定可能な地域は 北米、欧州、アジア、日本、南アメリカ、オーストラリア、インド です。 すべての領域におけるデータがご使用になれるわけではありません。 使用可能なデータを含む領域は、ポインタを上に置くとハイライト表示されます。
耐久性 部品が継続する期間。

数値フィールドと増減値が編集可能です。
プロセス 製造プロセスを設定します。 選択されている材料クラスによって指定できるアイテムが異なります。

選択したプロセスについて、以下の各フィールドにデフォルトのエネルギー消費の値が入力されます：

  • 電気
  • 天然ガス
  • スクラップ率（スクラップとして処分される材料の量）

製造プロセスについてより正確な値を把握している場合は、これらの編集可能なフィールドを使用して消費量を変更できます。 デフォルトに戻すには、プロセスを再度選択します。

各フィールドの下にある合計は、指定したプロセスおよび材料の重量に基づきます。
ペイント オプション 次で塗装された部品の環境影響を計算するかどうかを選択します:
  • ペイントなし
  • 水性ペイント
  • 溶剤性ペイント

塗装の量および部品の塗装による環境影響の計算に、部品の表面積が使用されます。

次を使用（Use）

地域 アジア など、製品の移動先と使用先を設定します。

地域を設定するには、ドロップダウン リストから地域を選択するか、またはマップで地域をクリックします。

輸送手段

輸送のデフォルトのモードと、製造地域から使用地域に移動した距離を表示します。

鉄道   船
トラック   飛行機

これらの値を編集するには、[輸送手段] ボタンをクリックし、有効になっているフィールドに値を入力します。 輸送手段の値を追加したり、デフォルトのモードを変更したりしたときは、対応するフィールドが黄色に変わり、デフォルト設定にリセット ボタンが表示されて、変更内容を破棄できるようになります。

エンド オブ ライフ

部品のエンド オブ ライフ処理についてデフォルトのパーセンテージを表示します。 デフォルト値は、Sustainability データベース内の部品の材料に基づきます。
再利用
焼却処分
埋め立て

これらの値の合計は、常に 100% になります。 再利用または焼却処分の値を変更すると、埋め立ての値が更新されます。 埋め立ての値を変更すると、再利用の値が変更されます。

値を編集したときは、対応するフィールドが黄色に変わり、デフォルト設定にリセット ボタンが表示されて、変更内容を破棄できるようになります。