アクティブでない Toolbox コンフィギュレーション データの削除

Toolbox 設定の非アクティブ データを消去(Purge Inactive Data)ツールでは、アクティブでないコンフィギュレーション データを Toolbox 部品ファイルから消去できます。

アクティブでないデータを削除(Purge Inactive Data)を使用すると、ファイル サイズを増加させる未使用データを除去することにより、構成部品の挿入(Insert Component) PropertyManager を開くようなアクションのパフォーマンスが改善されます。

アクティブでないコンフィギュレーションとは、Toolbox 設定にリストされず、部品ファイルにも含まれていないコンフィギュレーションです。 過去にコンフィギュレーションが存在し、アセンブリで使用されていた場合は、Toolbox 設定のコンフィギュレーション リストに含まれていない場合でもアクティブと見なされます。

アクティブでないデータを削除(Purge Inactive Data)は、アクティブでないコンフィギュレーションから次のデータを削除します。

  • ユーザー定義プロパティ
  • コンフィギュレーション名
  • 指定先
  • 部品名
  • 説明
  • コメント

このコマンドでは、以下は実行されません。

  • ジオメトリ データまたはアクティブなコンフィギュレーション データの削除。
  • Toolbox 部品をアセンブリに挿入するときに構成部品の挿入(Insert Component) PropertyManager を使用して作成したユーザー定義コンフィギュレーションへの反映。
アクティブでないデータを削除する前に、データをバックアップすることを強く推奨します。

アクティブでない Toolbox コンフィギュレーション データを削除するには:

  1. アクティブでないデータを削除するレベルまで、ハードウェア表示を展開します。
    削除はフォルダ レベル、または部品ごとに行うことができます。
  2. アクティブでないデータを削除(Purge Inactive Data)をクリックします。
  3. アクティブでないデータを削除(Purge Inactive Data)ダイアログ ボックスで、オプション(Options)を展開し、次の中から選択します:
    • 非アクティブ コンフィギュレーション データを無効なハードウェアから消去(Purge inactive configuration data from disabled hardware)。 フォルダ レベルで消去する場合に使用できます。 有効および無効なコンフィギュレーションからデータを削除します。
    • 消去レポートを保存(Save Purge Report)。 レポートを保存する場所を参照します。 データ操作の結果を要約する削除レポートを生成します。 レポートは、Microsoft Excel で開くことが可能なタブ区切りのテキスト ファイルです。

      ファイル名は、次の形式になります。

      選択した構成部品の階層アドレスデータ削除結果(data purge results)日時スタンプ

      例:

      Ansi Inch_bolts and screws_hex head data purge results -2016-03-25_01-55-02-PM.txt

  4. 次のいずれかをクリックします:
    • はい、非アクティブなコンフィギュレーション データをすべて消去します(Yes, purge all inactive configuration data)。 進行状況バーに、消去が実行されていることが表示されます。
      フォルダまたは部品に多数のコンフィギュレーションが含まれている場合は、削除に時間がかかる場合があります。
    • いいえ、何も実行せずに操作をキャンセルします(No, do nothing and cancel the operation)。 ダイアログ ボックスは閉じ、データは消去されません。