シーンを編集すると、アクションの累積的な因果関係の結果が画面に表示されます。 編集内容は、ユーザーが編集を行った時点のコンフィギュレーションの一部になります。 プロジェクトを作成するときは、基本コンフィギュレーションが自動的に選択されるため、すべての編集内容は基本コンフィギュレーションに含まれます。
コンフィギュレーション ツールは、SOLIDWORKS Visualize Professional でのみ利用できます。
新しいコンフィギュレーションを作成するか、または基本以外の既存コンフィギュレーションを選択するときは、以降の編集内容を格納する新しいブランチを作成します。 たとえば、「Config1」 という新しいコンフィギュレーションを作成し、モデルの基本色を変更した場合、変更内容は Config1 でのみ適用されます。
Config1 に残っている間は、変更した色が表示されます。 ただし、基本コンフィギュレーションに戻すと、Config1 を作成する前の色でモデルが表示されます。
1 つのコンフィギュレーションにいる間に実行したアクションは、他のコンフィギュレーションには影響を与えません。ただし、基本コンフィギュレーションを除きます。 基本コンフィギュレーションにいる間に実行した編集は、他のすべてのコンフィギュレーションに影響を与えます。
新しいコンフィギュレーションの主な用途は、基本シーンの異なるバージョンを提供することにあります。 たとえば、基本コンフィギュレーションが選択されている間に、特定のディーラーのショールームで撮られた HDR イメージにより照らされた黄色の車モデルを含むシーンを作成し仕上げることができます。 その後、「
赤い車
」という新しいコンフィギュレーションを作成して、車を赤くペイントすることができます。 次に、「
黒い車
」 というコンフィギュレーションを作成して、車を黒くペイントします。 コンフィギュレーションを切り替えることによって、黄、赤、黒の車を切り替えることができます。
コンフィギュレーションは、メイン ツールバーの左側のドロップダウン リストにあります。
アイコンをクリックすると、コンフィギュレーション ツールが表示されます。

ツールには、現在どのコンフィギュレーションを使用しているかが表示され、コンフィギュレーションを切り替えるための手段が提供されます。
コンテキスト依存コンフィギュレーション メニュー
SOLIDWORKS Visualize 内のほとんどすべてをコンフィギュレーションに設定することができます。 コンテキスト依存メニューのコンフィギュレーションで実行可能な項目を以下に示します:
- 外観(Appearances)
タブモデルで外観を右クリックし、次のいずれかを実行します:
- をクリックして、新規コンフィギュレーションを作成し、選択した外観を追加します。
- リストから既存のカスタム コンフィギュレーションをクリックします。
- 固定されていないパレット/ツールバーでコンフィギュレーションをロックします。
HDR イメージおよびバックプレートで使用される場合は、「外観(Appearance)」という用語は表示されません。
- 既存のコンフィギュレーションを複製するには、固定されていないツールバーで編集(Edit)をクリックし、複製(Duplicate)をクリックします。
オリジナルを保持しながら、複製したコンフィギュレーションで試行することができます。