ステータスのアクセス権限の設定(Setting State Access Rights)

アクセス許可を割り当てることによって、特定のワークフロー ステータスで、ユーザーまたはグループがファイルに対して実行できる操作を定義できます。 たとえば、ファイルの追加とチェックアウトはすべてのユーザーが行えるが、削除できるのはプロジェクト リーダーのみという設定が可能です。

ステータスのアクセス権限を割り当てるには:

  1. ワークフロー エディタで、編集するステータスをクリックします。
  2. ステータスのプロパティダイアログ ボックスの権限タブで、ユーザー/グループの追加(Add Users/Groups)をクリックします。
    ユーザー/グループの追加(Add Users/Groups)ダイアログ ボックスが開き、ボルトで定義されているすべてのユーザーおよびグループが一覧表示されます。
  3. このステータスのファイルに対する権限を持つグループまたは個別のユーザーを選択するには:
    1. 1 つまたは複数のグループを選択するか、すべてのユーザー またはグループを展開して個別のユーザーを選択します。
      フィルター フィールドに文字列を入力して、名前にその文字列が含まれているユーザーとグループのみを表示します。
    2. OK をクリックします。
  4. 権限 タブの左の列でユーザーまたはグループを選択し、アクセス許可を割り当てます。
    同じ権限を複数のユーザーまたはグループに割り当てるには、Shift キーと Ctrl キーを使用するか、ドラッグして、複数のユーザーまたはグループを選択します。
  5. 右の列で、チェック ボックスをオンにして権限を付与するか、オフにして権限を解除します。
    ファイルを追加、または名称変更

    ファイルをボルトに追加するか、ボルト ファイル名を変更します。

    ファイルをチェックアウト(Check out file)

    編集用にファイルをチェックアウトします。

    ファイルの削除(Delete file)

    ファイルを削除します。 削除したファイルは、SOLIDWORKS PDM のごみ箱に移動します。

    廃棄

    削除したファイルをフォルダの プロパティ - 削除アイテム タブから消去します。 この権限を持つユーザーは、Shift キーを押しながらファイルを削除することによって、SOLIDWORKS PDM のごみ箱を経由せずにファイルを直接消去できます。

    バージョン フリーの編集データの編集 ファイルをチェックアウトせずに、バージョン フリーの変数を更新します。
    リビジョンの設定(Set Revision)

    リビジョンの設定(Set Revision)コマンドを選択した状態のファイルに使用します。

    ファイルの移動(Move File)SOLIDWORKS PDM Professional のみ) 選択した状態のファイルを移動します。 ユーザーにはファイル フォルダを移動する権限が必要です。
    グループレベルでのファイルのアクセスを許可、または拒否(Permit or deny group-level access to files)

    指定したグループのユーザーのみが、ファイルにアクセスできます(それらのユーザーが、フォルダやワークフロー ステータスに対するアクセス許可を持っている場合)。 他のユーザーは、フォルダやステータスに対するアクセス許可を持っていても、ファイルが表示されません。

    ファイル内容を読み込み(Read file contents)

    選択したステータスになっているファイル バージョンを読み取ります。

    コールド ストレージからファイルを復元 コールド ストレージにアーカイブ化されているファイルを復元します。
    他のフォルダへファイルを共有(Share file to another folder)SOLIDWORKS PDM Professional のみ)

    選択したステータスになっているファイル バージョンを共有します。

  6. OK をクリックします。
  7. 変更を保存するには、保存 または ファイル > 保存をクリックします。