質量特性 および 断面/平面特性 ツールで使用する測定単位や材料の密度を変更します。
測定単位や材料の密度を変更するには:
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質量特性 または 断面/平面特性 ダイアログ ボックスで オプション をクリックし、以下のオプションから選択して、OK をクリックします。
単位
指数表現(Scientific Notation)
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指数表現で値を表示する場合に選択します(たとえば 5.02e+004 は 50200 として表現)。 |
ドキュメント設定を使用
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ドキュメント プロパティで定義した単位と材料特性を使用する場合に選択します。 ドキュメント プロパティで定義した単位や材料特性を変更するにはをクリックし、 ドキュメント プロパティ(Document Properties)タブで次を選択します:
単位
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質量特性をレポートするために使用する単位は質量/断面特性単位(Mass/Section property units)に表示されます。
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材料特性
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密度の値は密度(Density)に表示されます。
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ドキュメント プロパティで行った変更は、プロパティ(Properties)ダイアログ ボックスのユーザー定義プロパティで指定した質量特性を含むすべての質量特性に適用されます。
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ユーザー定義の設定を使用 (Use custom settings)
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質量特性 および 断面特性 ダイアログ ボックスで値をレポートするときに使用される測定単位を変更します。
長さ(Length)
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長さ寸法に関するプロパティの測定単位を選択します。 たとえば、センチメータ(Centimeters)を選択すると、体積(Volume)が立方センチメータでレポートされ、表面積(Surface Area)がセンチメータ^2 でレポートされ、また慣性モーメントが
質量_単位 * 平方センチメータでレポートされます。
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質量
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質量に関するプロパティの測定単位を選択します。 たとえば、grams を選択すると、質量(Mass)が グラム でレポートされ、密度(Density)が グラム/容積_単位
でレポートされ、また慣性モーメントが grams * 平方_長さ
でレポートされます。
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単位毎の容積
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密度 測定単位の体積の測定単位を選択します。 たとえば、inches^3 を選択した場合は、密度 が
質量_単位/立方 inch でレポートされます。
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小数位数(Decimal places)
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表示する小数位数を設定します。
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これらのユーザー定義の設定は、質量特性(Mass Properties)、及び断面特性(Section Properties)ダイアログボックスに関連する値にのみ適用されます。 その他の質量特性の機能のドキュメント プロパティは変更されません。
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材料特性(Material Properties)
密度(Density)
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単位(Units)としてユーザー定義設定を使用(Use custom properties)が選択されている場合、密度(Density)の値を入力できます。密度の値は任意の単位で入力できます。例えば、部品の単位がグラムとミリメートルの場合でも、密度の値はポンドとインチを単位として入力できます。OK をクリックすると、入力した値がドキュメントの単位に変換されます。
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精度のレベル(Accuracy Level)
スライダーを移動して、計算速度と結果の正確性の間で調整します。
低 (速い)
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高速な計算を提供しますが、計算の正確性は劣ります。 |
高(遅い)
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高度な計算の精度が得られますが、より時間がかかります。 |
慣性テンソル(クロスプロダクト規則)
出力座標系に関係する慣性モーメントの
質量特性(Mass Properties)ダイアログ ボックスでの値の表示に使用するテンソル表記規則(正または負)を選択します。 選択した表記規則が慣性モーメント(Moments of inertia):
出力座標系で計算(Taken at the output coordinate system)セクションの横に表示されます。
正のテンソル表記 |
SOLIDWORKS のデフォルト形式で慣性テンソルを入力します。 |
負のテンソル表記 |
Ixy、Ixz、Iyz、Iyx、Izx、Izy 項の前に負の係数を含む外部アプリケーションとの互換性のために、負の表記が必要になる場合があります。 |
ウィンドウの隅に出力座標系を表示 (Show output coordinate system in corner of window)
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3色の参照3Dトライアドをグラフィック領域の隅に表示する場合には選択し、原点にトライアド表示するには、選択解除します。 |