3DConnexion SpaceMouse のサポート

ナビゲーション モード

コントローラのモーション情報を 3 つの異なるナビゲーション モードに適用できます。 ナビゲーション モード(Navigation Mode)を指定するには、 ツール(Tools) > オプション(Options) > ユーザー インターフェイス(User Interface) > スペースマウス オプション(Spacemouse Options) をクリックします。

ナビゲーション モード - オブジェクト(デフォルト)

オブジェクト モードのナビゲーションにより、ユーザーはオブジェクトを手にしているという感覚が得られます。 このモードは、部品やアセンブリのモデリングおよび検査で使用されます。 このモードでは、カメラの回転の中心を自動的に設定するスマート アルゴリズムを使用します。 シーン全体はビューポートに表示されますが、シーンの中心は回転の中心になります。 オブジェクトをズームインして詳細を調べる場合、回転の中心は 3D オブジェクトのサーフェス上の点に設定され、この点がビューポートの中央になります。 このモードは、SOLIDWORKS ソフトウェアで最もよく使われるモードでもあります。

ナビゲーション モード - カメラ

カメラ モードのとき、ユーザーは自分が見ているシーンの中を動き回っているような印象になります。 カメラ モードの代表的な用途が仮想シーンの中を歩き回ることで、一人称視点ゲームのナビゲーションと同じです。 このモードのときユーザーは 3D マウスのキャップが動く方向に動いて曲がらなければならず、表示されるオブジェクトは、上で説明したオブジェクト モードとは反対の方向に動くことになります。 カメラ モードでは、回転の中心は目、つまり視点にあります(実際にはカメラ自体の位置)。

ナビゲーション モード - フライ

フライ モードは、水平線が常に平坦(水平)を維持するナビゲーション モードを表現する場合に使用します。 フライ モードは、水平拘束が加えられたカメラ モードと同じです。

オブジェクト操作

ビューやカメラが変わっただけでなく、3D モーション コントローラを使用して、選択している 3D オブジェクト(モデル、グループおよび部品)を移動および変換できます。 SHIFT キーを押しながら 3D モーション コントローラを使用します。
3D オブジェクトの選択は空にできません。
メイン ツールバーでこれらのオブジェクト操作モードがサポートされています:
移動 オブジェクトを 3D モーション コントローラからの入力に従って平行移動または回転させます。
スケール化 オブジェクトを X、Y、および Z 軸に沿ってスケール変更します。
ピボット オブジェクトのピボットまたは回転中心を X、Y、および Z 軸に沿って平行移動します。

仮想 3D マウス コマンド

SOLIDWORKS Visualize は、3DConnexion®により事前定義されたコマンド セットをサポートし、ビューをリセットしたり、一般的に使用される正投影ビューまたは等角投影ビューを選択したりします。 これらのコマンドは、幅広い 3D アプリケーションでサポートされ、多くのモーション コントローラ デバイスで専用のボタンがあります。

アプリケーション コマンド

SOLIDWORKS Visualize の多彩なアプリケーションまたはアクション コマンドをカスタマイズして、デバイス ボタンや仮想メニューに割り当てて、よく使用するワークフローを高速化できます。

SOLIDWORKS Visualize に含まれる 90 以上のアプリケーション コマンドは、モーション コントローラのデバイス ドライバから 3DConnexion®プロパティ メニューを使用してカスタマイズできます。