マウスジェスチャー(Mouse Gestures)

マウス ジェスチャーは、キーボード ショートカットのように、コマンドまたはマクロを素早く実行するショートカットとして使用できます。

マウス ジェスチャーの使用

グラフィック領域で右クリックしたままドラッグしてマウス ジェスチャーを使用すると、図面、部品、アセンブリ、またはスケッチから事前指定のツールまたはマクロにアクセスできます。

マウス ジェスチャーを有効または無効にし、マウス ジェスチャー ガイドに表示されるマウス ジェスチャーの数を 2、3、4、8、または 12 に設定できます。 ジェスチャーの数を 2 に設定すると、方向を垂直または水平に設定できます。 デフォルトでは、マウス ジェスチャーは有効になっており、マウス ジェスチャー ガイドに 4 つのジェスチャーが表示されます。

マウス ジェスチャーを有効または無効にするには、ドキュメントを開いたまま、ツール > ユーザー定義をクリックします。マウス ジェスチャー(Mouse Gestures)タブで、マウス ジェスチャーの有効化(Enable mouse gestures)を選択または選択解除します。

マウス ジェスチャー ガイドで、ドキュメントを開いた状態でマウス ジェスチャーの数を設定するには、ツール > ユーザー定義をクリックします。マウス ジェスチャー タブでマウス ジェスチャー数を選択します。

マウス ジェスチャーの割り当てを、ドラッグ アンド ドロップ ユーザー インターフェイスによりカスタマイズすることもできます。 コマンドのリストからツールを任意のマウス ジェスチャー ガイドにドラッグします。

これによる動作は次のようになります。
  • ツールを空白の位置にドラッグした場合、ツールはジェスチャー ガイドに追加されます。
  • 使用されている位置にツールをドラッグすると、ジェスチャー ガイドのツールと置き換えられます。
  • Ctrl キーを押しながらツールをあるジェスチャー ガイドの位置から別の位置にドラッグすると、2 番目の位置にコピーされます。

ツールは、1 つのジェスチャー ガイド内だけでなく、複数のジェスチャー ガイドにわたってコピーできます。

部品ガイド(4 つのジェスチャー) 図面ガイド(12 個のジェスチャー)

マウス ジェスチャーを使用するには:

  1. グラフィックス領域で右クリックしたまま、ツールまたはマクロと対応する動作方向にドラッグします。

    マウス ジェスチャー ガイドが表示され、動作方向とマッピングされたツールまたはマクロのアイコンがハイライト表示されます。 たとえば、部品を開いた状態で、右下に右ドラッグし、ハイライト表示したツールのほうへドラッグします。



    アセンブリでマウスジェスチャーを使用するときは、構成部品の回転を防ぐため、構成部品から離れたグラフィックス領域で右クリックしたままドラッグするか、Alt +右クリックしたままドラッグします。
  2. ツールのアイコンを横切るように右クリックしたままドラッグし続け、マウス ジェスチャー ガイドのツール領域を通り過ぎた後でクリックを解除します。

    ツールまたはマクロが呼び出されます。

    マウスジェスチャーをキャンセルするには、マウスジェスチャー ガイド内でマウス ボタンを離します。

マウスジェスチャーの保存および回復

設定のコピー ウィザードでは、システム オプションとは別にマウスジェスチャーを保存および回復できます。

マウスジェスチャーを保存するには:

  1. ツール 設定の保存/回復 をクリックします。
  2. SOLIDWORKS 設定のコピー ウィザード で、設定の保存 を選択し、次へ をクリックします。
  3. 設定をファイルに保存 画面で、設定ファイルの場所と名前を選択します。
  4. マウスジェスチャー をクリックし、完了 をクリックします。

マウスジェスチャーを回復するには:

  1. ツール > 設定の保存/回復 をクリックします。
  2. SOLIDWORKS 設定のコピー ウィザード で、設定の回復 を選択し、次へ をクリックします。
  3. ファイルから設定を回復(Restore Settings from File)画面で、回復する設定ファイルを選択します。
  4. マウスジェスチャー をクリックし、次へ をクリックします。
  5. 完了(Finish)をクリックします。