アドミニストレーティブ イメージからのクライアント アップグレード(Upgrading Clients from Administrative Images)

SOLIDWORKS Installation Manager はアドミニストレーティブ イメージからインストールしたクライアント コンピュータを自動的に更新できます。

通常、アドミニストレーティブ イメージはサーバー上のフォルダーにまとめられています。クライアントの自動アップグレードをサポートするためには、アドミニストレーティブ イメージが共有フォルダーにある必要があります。

アドミニストレーティブ イメージのアップグレードを行うと、元のインストレーションが1つのフォルダーに保存され、更新されたインストレーションが別のフォルダーに保存されます。アップグレードされたインストレーションを使用するには、元のアドミニストレーティブ イメージ フォルダーの共有オプションを解除します。続いてアップグレードされたアドミニストレーティブ イメージ フォルダーに共有オプションを追加します。

元のアドミニストレーティブ イメージからインストールした SOLIDWORKS をクライアント マシンで起動すると、新しいバージョンが識別されてクライアントがアップグレードされます。
SOLIDWORKS によって更新が引き起こされると、アドミニストレーティブ イメージからインストールした他の製品も自動的に更新されます。

元のアドミニストレーティブ イメージ フォルダからの共有オプションの解除(Removing the Sharing Option from the Original Administrative Image Folder)

共有フォルダからアクセスされるアドミニストレーティブ イメージをアップグレードする際は、元のフォルダから共有オプションを解除する必要があります。

  1. 元のアドミニストレーティブ イメージ ファイルがあるフォルダまで検索します。
  2. フォルダーを右クリックし、プロパティ(Properties)を選択します。
  3. 共有(Sharing)タブでこのフォルダを共有しない(Do not share this folder)を選択し、OKをクリックします。

次に、アップグレードされたアドミニストレーティブ イメージ フォルダに対する共有オプションの追加(Adding the Sharing Option to an Upgraded Administrative Image Folder)の手順に従い、アップグレードされたアドミニストレーティブ フォルダに共有オプションを追加します。

アップグレードされたアドミニストレーティブ イメージ フォルダに対する共有オプションの追加(Adding the Sharing Option to an Upgraded Administrative Image Folder)

アドミニストレーティブ イメージ フォルダーを作成してアップデートし、元のアドミニストレーティブ イメージ フォルダーの共有を無効にしたら、新しいフォルダーに共有オプションを追加してアドミニストレーティブ イメージを再び有効にする必要があります。

  1. アップグレードされたアドミニストレーティブ イメージ ファイルがあるフォルダまで検索します。
  2. フォルダーを右クリックし、プロパティ(Properties)を選択します。
  3. 共有(Sharing)タブで、適切な共有プロパティを業務グループ用に指定し、共有名を元のアドミニストレーティブ イメージ フォルダ名に変更します。
元のアドミニストレーティブ イメージの共有場所からインストールしたコンピュータは、SOLIDWORKS の起動時に新しいバージョンに自動的にアップグレードされます。