ドキュメントごとに、ドキュメント プロパティ - 溶接(Document Properties - Weldments)ページを使用して、溶接ソフトウェアがカット リストおよびコンフィギュレーションを作成する方法を指定します。
ドキュメント プロパティ - 溶接(Document Properties - Weldments)ページを開くには、をクリックします。
デフォルトの動作
部品ドキュメントを初めて作成するとき、SOLIDWORKS ソフトウェアは作成される部品テンプレートで次の溶接ドキュメント プロパティを有効にします。
- カットリストの自動作成
- カット リストの自動更新
- カットリスト フォルダ名を DESCRIPTION プロパティの値に基づいて変更
この部品テンプレートを継続して使用すると、これらのオプションがすべての新規の部品ドキュメントで有効になります。
これらのオプションのいずれかを無効にするには、オプションをオフにし、テンプレートを保存して、保存したテンプレートを使用して新しい部品を作成します。
2015 より前のテンプレートを使用して部品を作成すると、これらのオプションはオフになります。
カットリストの自動作成 |
カット リスト ショートカット メニューの カット リストの自動作成(Create Cut Lists Automatically)設定を有効にします。 この設定を使用すると、類似のボディが 1 つのカット リスト フォルダに自動的にグループ化されます。
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カット リストの自動更新(複数のボディでパフォーマンスに影響する場合があります)(Automatically update cut lists (may affect performance with many bodies)) |
カット リスト ショートカット メニューの 自動更新(Update Automatically)設定を有効にします。 この設定を使用すると、溶接のジオメトリ変更または編集を行った場合にモデルのユーザー定義プロパティと内部サポート データが更新されます。
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一致するボディの収集(Collect Identical Bodies) |
カット リスト アイテム(Cut-List-Item) フォルダ内のすべてのボディを収集します。それらのボディは形状が同一でも異なるフィーチャーで生成されている、 |
参照コンフィギュレーションの作成 |
部品で鋼材レイアウトを作成するときに、参照コンフィギュレーション デフォルト[溶接加工] を作成します。 |
コンフィギュレーションの注記に文字列を設定(Assign configuration Description strings) |
参照コンフィギュレーションの作成(Create derived configurations)を有効にしている場合にのみ使用できます。 新規部品に溶接フィーチャーを挿入した場合に 溶接加工 と マシン加工 のコンフィギュレーションの説明を追加します。
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カットリスト フォルダ名を DESCRIPTION プロパティの値に基づいて変更 |
カット リスト フォルダ名を Description プロパティの値に基づいて変更するためのオプションを有効にします。 - SOLIDWORKS 2015 以降で新しい部品を作成する場合:
- 空白のテンプレートで、このオプションは有効になっています。
- SOLIDWORKS 2015 を使用して作成された既存または保存されたテンプレートでは、このオプションはこれらのテンプレートから読み込まれます。
- SOLIDWORKS 2015 より前のバージョンで新しい部品を作成する場合:
- このオプションは無効になっているため、手動で有効にする必要があります。
- SOLIDWORKS 2015 より前のバージョンを使用して作成された既存のテンプレートまたは保存されたテンプレートでは、このオプションは無効です。 これらのファイルに対しては手動で有効にしてください。
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溶接カット リストに英語の説明プロパティ名を使用(Use English Description property name in Weldment Cut list) |
- SOLIDWORKS を外国語環境で実行するとき、説明(Description)プロパティ名を英語で作成します。
- 継承された説明(Description)プロパティ名が英語の場合にのみ、説明(Description)プロパティ名を翻訳します。
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このオプションは、部品に溶接カット リストがない場合にのみ選択できます。
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オプション |
説明プロパティ名 |
選択 |
英語で |
解除 |
SOLIDWORKS の英語以外の言語に翻訳 |
- 説明(Description)プロパティ名が英語の溶接カット リストが部品に含まれる場合は、新規作成されるカット リストの説明(Description)プロパティ名は英語になります。
- 部品に含まれるすべての溶接カットリストの説明(Description)プロパティ名が英語以外の場合は、新規作成されるカット リストの説明(Description)プロパティ名は英語以外になります。
このオプションは、溶接カット リストに英語の説明(Description)プロパティ名と英語以外の説明(Description)プロパティ名が含まれる場合には適用されません。この場合、プロパティ名は変更されません。
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境界ボックスのプロパティ
新規または既存のソリッドおよび板金カット リスト ボディの境界ボックス プロパティのデフォルトの説明設定をカスタマイズできます。
ソリッド ボディのDESCRIPTIONプロパティの値 |
ソリッド ボディのプロパティには次のものが含まれます。
- プレート(Plate)(名前)
このフィールドでは、プレート(Plate)の別の名前で上書きできます。
- SW-厚み(SW-Thickness)
- SW-幅(SW-Width)
- SW-長さ(SW-Length)
リストをクリックするとプロパティの順序を変更できます。値になし(None)を選択すると、プロパティがテキスト表現から削除されます。
テキスト表現をデフォルトとして使用するには、デフォルトのDESCRIPTIONプロパティの値を使用(Use default description)を選択します。
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板金ボディのDESCRIPTIONプロパティの値 |
板金ボディには、シート(Sheet)(名前)プロパティのみが含まれます。 このフィールドでは、シート(Sheet)に別の名前を上書きして入力できます。 テキスト表現をデフォルトとして使用するには、デフォルトのDESCRIPTIONプロパティの値を使用(Use default description)を選択します。
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設定対象 |
新規の境界ボックス(New bounding boxes)または既存と新規の境界ボックス(Existing and new bounding boxes)に説明を適用するには、これを選択します。 |
カット リスト ID
カット リスト属性に基づいて、カット リスト フォルダ内の各カット リストに対して、カット リスト ID または一意の参照 ID を生成できます。
カット リスト ID プロパティは、3DEXPERIENCE Platform でカット リストを識別するためのインデックスとして機能します。 カット リスト ID プロパティの単位(MKS)は、ドキュメント プロパティには従いません。 ドキュメント プロパティの単位を変更しても、カット リスト ID プロパティの単位は同じままです。
カット リスト ID を生成 |
カット リスト ID または一意の参照 ID をカット リストごとに生成します。 生成された各カット リスト ID は、対応するカット リスト フォルダに追加されます。一意の参照 ID を使用すると、カット リストの固有の命名規則になります。一意の参照 ID が使用されて、データベースのインデックスが作成されます。
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構造カット リスト ID、板金カット リスト ID、一般的なカット リスト ID |
カット リストの各タイプにはデフォルト ID があります。 カット リストのタイプに基づいて、様々な式値を定義できます。 |