アセンブリ タスク パネル

Costing タスク パネルでは、アセンブリの製造コストを算出するための入力値を設定できます。

Costing テンプレート

メイン テンプレート 既存のテンプレートを設定します。 メイン マルチボディは板金ボディ、機械加工されたボディの 2 つのテンプレートを参照しています。

メイン テンプレートでは、部品レベルでオペレーションを定義します。

テンプレート エディタの起動 Costing テンプレートを作成または編集するために Costing テンプレート エディタ(Costing Template Editor)を開きます。

部品リスト

部品リスト(Part list) アセンブリの部品をリストします。 部品の種類によって、コスト見積もりで参照される板金テンプレートまたは機械加工テンプレートが決まります。 Costing は適切なテンプレートを自動的に識別します。
計算するコスト Costing データのない部品をリストします。部品のコストは Costing オプション(Costing Option)で設定されるデフォルトのパラメータで計算されます。
定義されたコスト Costing データ付きで保存されている部品をリストします。
除外(Exclude) コスト算出からアセンブリに選択された部品を除外します。
以下を含める コスト算出にアセンブリで選択されたすべての部品を含みます。
コスト見積もりタイプ 部品リスト(Part List)計算するコスト(Cost to be calculated)定義されたコスト(Cost defined)購入された部品(Purchased Parts)で選択された部品に基づき、コストのカテゴリを定義します。 部品を購入された部品(Purchased Parts)として設定し、要計算(To be calculated)を選択して、同じ部品のコストを再計算することができます。
Toolbox 部品 すべての Toolbox 搭載部品をリストします。Toolbox 部品のコストは Costing 実行中には算出されません。
購入された部品 選択テンプレートで購入コストが定義されているか、購入コストが定義されたユーザー定義プロパティに設定されているテンプレートを持つ部品をリストします。
コスト見積りの開始

部品の各ボディに ボディのタイプ(Type of body) を割り当て、加工方法と材料を指定すると、緑のメッセージ領域に、コスト見積もりが開始可能であることが示されます。

Quantity

アセンブリ総数 製造されるアセンブリの個数。
ロット サイズ 1 回の実行で製造されるアセンブリの個数。

値上げ/値引き

コスト調整 比率を使用して総コストを調整します。 負の値を指定すると値引きが作成され、正の値を指定すると値上げが作成されます。 たとえば、総コストの 15% までコストを上げることができます。

部品毎の推定コスト

コスト(Cost) アセンブリ製造の推定コスト合計を表示します。コストは、ユーザーによる変更に基づいて常に更新されます。
比較(Comparison) 現在(Current)および以前(Previous)のコスト、または現在(Current)およびベースライン(Baseline)のコストを示す棒グラフを表示します。 アセンブリに対する変更によってコストが下がる場合、現在(Current)のバーは緑色で、差異のパーセンテージ は負になります。 部品に対する変更によってコストが上がる場合、現在(Current)のバーは赤色で、差異のパーセンテージ は正になります。

ベースライン設定(Set Baseline) をクリックして、比較のためのベースライン コストを設定します。 後から設計を変更した場合、コストがベースライン コストと比較されます。 ベースライン コストを設定すると、アセンブリに対する変更は現在(Current)のコストとみなされ、差異が表示されます。

ブレークダウン コスト合計の主要な部分を占めるコストとパーセンテージ分布を表示します。

計算された部品

アセンブリで使用される機械加工部品、板金部品、マルチボディ部品のコストの総計です。

購入された部品

アセンブリのすべての購入された部品の総計です。

値上げ/値引き

値上げ/値引きに提供される入力に従って計算されるコスト(総コストの %)です。

レポート作成 レポート オプション (Report Options) ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスで、レポートをカスタマイズし、Word 文書または Excel スプレッドシートとしてエクスポートできます。