スナップの設定(Setting Snap)
スナップ グリッドはグラフィックス領域に表示されません。スナップを有効にすると、ポインタはスナップ グリッド上に直接配置された点のみを選択します。図面上に始点、終点、中点等の特別な点を配置する際は、スナップ グリッドの点上に配置されます。
スナップ点間の距離はスナップ(Snap)コマンドにより決定できます。スナップ グリッドは現在の座標系の軸に従います。
等角図スタイルのスナップを使用することも可能です。等角図スナップは、3Dエンティティを表す2Dの等角図を作成する際に使用します。
スナップのオン/オフを行うには:
- ステータスバーのスナップ(Snap)をクリックします。
- - または -
- F9キーを押します。
- F9キーを押します。
- Fn + F9キーを押します。
スナップを設定するには:
- コマンドプロンプトでSnapと入力します。
- スナップ間隔を指定するには、正の数値を入力するか、あるいはスナップ間隔に相当する2つの点を選択します。
一般的には、スナップ グリッドはグリッド(Grid)コマンドにより定義されるグリッド表示と一致したものとなります。グリッド表示の何分の1かの割合でスナップ グリッドを設定する場合もあります。
- スナップをオンまたはオフにするには、オン(On)またはオフ(Off)オプションを指定します。
- 間隔(Spacing)オプションで水平方向および垂直方向の間隔に対する値を指定することにより、スナップ グリッドのX方向およびY方向の間隔を設定します。
- グリッド スタイル(Grid style)オプションにより次を指定します:
- 等角図(Isometric):水平軸から30、90、および150度の線に沿った等角図用のスナップ グリッドを設定します。プロンプトに従ってスナップ グリッドの垂直間隔を指定します。矩形状のスナップとは異なり、等角図用のスナップでは異なる間隔(Spacing)値を割り当てることはできません。描画対象となるアクティブな等角図平面(左、上、右)を決定するには、IsometricGridコマンドを使用します。
- 矩形状(Rectangular):現在の座標系のX軸とY軸に平行な直交のスナップ グリッドを設定します。
- 方向(Orientation)オプションでスナップのタイプを設定し、次の指定を行います:
- グリッド(Grid):標準のスナップに切り替えます。
- 半径(Radial):半径スナップグリッドは円形状角度増分値に従って増分します。半径スナップ間隔を指定します。
ワールド座標系(WCS)の原点とは異なるスナップ グリッドの基準点を決定するには、CCSコマンドを用いて座標系を作成してください。CCSコマンドでは、スナップ グリッドの回転も可能です。
コマンド:Snap
キーボード ショートカット:F9(スナップ モードの切り替え)
キーボード ショートカット:F9(スナップ モードの切り替え)
キーボード ショートカット:Fn + F9(スナップ モードの切り替え)
ステータスバー:スナップ(Snap)(設定は右クリック)