-Pattern

-Pattern コマンドを使用すると指定されたエンティティのコピーを、円形パターン、線形マトリックスに、またはパスに沿って作成できます。

これは Pattern コマンドのコマンド ウィンドウ バリアントです。

円形パターンを作成するには：

1. コマンド プロンプトで -Pattern と入力します。
2. コピーする要素を構成するエンティティを指定し、Enter キーを押します。
3. 円形（Circular）パターン オプションを指定します。
4. 必要に応じて、要素基点（Element base point）オプションを指定します。
5. 配列の軸位置を指定します。
6. （ソースを含む）円形パターンの要素の合計数を指定します。
7. 適用範囲角度を指定します。Enter キーを押すと 360° のデフォルトをそのまま使用します。
8. 軸を中心にしてコピーの方向を設定するかどうかを指定するには、Yes または No を入力します。

線形パターンを作成するには：

1. コマンド プロンプトで -Pattern と入力します。
2. コピーする要素を構成するエンティティを指定し、Enter キーを押します。
3. 線形（Linear）パターン オプションを指定します。
4. （ソースを含む）垂直軸上のコピーの数を指定します。
5. （ソースを含む）水平軸上のコピーの数を指定します。
6. 次のいずれかを実行します。
   1. 配列の垂直方向コピー間の間隔を指定します。
   2. 配列の水平方向コピー間の間隔を指定します。

   - または -

   • 対角線上の 2 点を指定して、配列の水平方向および垂直方向コピー間のセル サイズを定義します。

パスに沿ってパターンを作成するには:

1. コマンド プロンプトで -Pattern と入力します。
2. グラフィックス領域で、コピーする要素を構成するエンティティを指定し、Enter キーを押します。
3. パスを定義するエンティティを指定して、パスに沿って指定したエンティティを整列します。

   パスには、直線、ポリライン、円弧、円、楕円またはスプラインを使用できます。

4. 必要に応じて、要素基点（Element base point）オプションを指定して、選択したエンティティの参照点を決定します。パス パターンの要素は、基点を基準に配置されます。
5. 次のいずれかのオプションを指定します。
   • 距離と数字（Distance and number）。指定された間隔で指定された要素の合計数で、パスに沿ってパターン要素を割り当てます。
   • 分割（Divide）。ユーザーが指定した数の要素を、パスの全長に沿って均等の間隔で割り当てます。
   • 測定（Measure）。ユーザーが指定した特定の長さの間隔で、パスに沿って要素を割り当てます。
6. パターン要素間の距離を指定します。この場合、分割（Divide）オプションを選択すると、プロンプトは表示されません。
7. パターン要素の数を指定します。この場合、測定（Measure）オプションを選択すると、プロンプトは表示されません。
8. 行数を指定します。デフォルトは 1 行です。
9. 複数の行を指定した場合は、行間の間隔を指定します。
10. パターン要素をパス方向に対して接線方向に整列するかどうか指定するには、Yes または No を入力します。指定しない場合、コピーされたエンティティではソース パターン要素の方向が維持されます。
11. Yes を指定して要素を整列した場合:
    1. 接線方向を定義するかどうかを指定するには、はい（Yes）またはいいえ（No）と入力します。
    2. はい（Yes）を指定して接線方向を定義する場合:
       1. グラフィックス領域で、パスを基準にしたパターン要素の正接を表す 2 つの点を指定します。エンティティスナップを使用して、ソース パターン要素のジオメトリを参照します。
       2. 接線からの角度を指定します。この角度により、指定された接線方向を基準にしたパターン要素の回転量が定義されます。

    指定されたエンティティがパス パターン内にコピーされます。

  注記: パターン内のコピーされたエンティティは、画層、線色、線種、線幅など、元のエンティティのすべてのプロパティを継承します。

アクセス

コマンド: -Pattern