タイプが同じでプロパティを共有するエンティティの選択(Selecting Entities of the Same Type and Shared Properties)
タイプが同じでプロパティを共有する図面エンティティを選択するには、SelectMatching コマンドを使用します。このコマンドは、エンティティのグループにそれ以降のコマンドを使用する際に役に立ちます。
選択条件として設定する、タイプを表すエンティティを選択します(線、円弧、円、ポリライン、ブロックなど)。
選択条件として指定できるプロパティ: エンティティのスタイル、画層、線の色、線種、線尺度、線幅、印刷スタイル、名前 エンティティのスタイルには、文字スタイル、テーブルスタイル、寸法スタイルなどがあります。名前には、ブロック名、参照オブジェクト(参照図面およびイメージ)の名前などがあります。
タイプが同じでプロパティを共有するエンティティを選択するには:
- コマンド プロンプトで SelectMatching と入力します。
- グラフィックス領域で、一致させるタイプとプロパティのエンティティを 1 つ以上指定します。
- 必要に応じて、設定(Settings)オプションを指定します。
- ダイアログ ボックスで、選択条件を定義するプロパティを選択またはクリアします。
- OK をクリックします。
- Enter キーを押します。
指定したエンティティのタイプおよびプロパティと一致するエンティティがハイライトされます。
- 修正コマンドを実行します。
- エンティティを指定(Specify entities)プロンプトで前の(Previous)と入力すると、前回に選択したセットが適用されます。
コマンド:SelectMatching