スクリプト ファイルの書き込みと実行(Writing and Running Script Files)
スクリプト(マクロとも呼ばれます)は、特定の命令またはプログラム コマンドを一度に1ステップずつ自動実行します。スクリプトを使用すると、コマンドの手動入力が不要になります。
スクリプト ファイルからコマンド シーケンスを実行するには、LoadScriptコマンドを使用します。
スクリプト ファイルの書き込み
スクリプト ファイルは、ASCIIテキスト フォーマット(追加のフォーマット情報のない形式)で保存できる、任意のテキスト エディタまたはワード プロセッシング プログラムで作成できます。
スクリプト ファイルを作成するには:
- コマンドと命令およびそれらに対応する入力値を、命令を実行する順序でファイルに入力します。
- コマンドは1行ごと、またはスペースで区切られている場合は命令ごとに実行されます。 行の終わりまたは空白文字が、エントリの終わりと解釈されます。
- ファイルは、 .scr ファイルとしてテキスト形式で保存します。
例:
次の一連の行は、座標(5, 5)半径10図面単位の円を描くスクリプトを定義します。
Circle
5,5
10
次のスクリプトは上と同値です(スペースに注意してください)。
Circle 5,5 10
クリップボードの使用
スクリプト ファイルは、CopyおよびCopy Historyコマンドを使用して作成できます。
コマンド履歴ウィンドウには、プログラム セッション時に作成したプログラム コマンドとデータ エントリのリストが表示されます。 この履歴を使用して、前に指定した手順を参照して再構成できます。
コマンド履歴をコピーしてスクリプト ファイルを作成するには:
- 保存するコマンド ステップを実行します。
- CommandHistory と入力して、別のコマンド履歴ウィンドウを開きます。
- 右クリックして、コピー履歴(Copy History)を選択します。
- テキスト エディタを開きます。
- コマンド ステップをエディタ プログラムにペーストします。
- ファイルを .scr ファイルとして保存します。
スクリプト ファイルの実行(Running a Script File)
スクリプト ファイルを実行するには:
- ツール(Tools) > スクリプト実行(Run Script)をクリックします(または LoadScript と入力します)。
- スクリプトを選択し、開く(Open)をクリックします。
コマンド: LoadScript
メニュー: ツール(Tools) > スクリプト実行(Run Script)