すべてのドキュメント(For all documents)コマンドおよびすべてのドキュメントの終了(End for all documents)をスクリプトに追加して、選択されたすべてのファイルで動作するコマンドのブロックを指示します。
ブロックがすべてのドキュメント(For all documents)およびすべてのドキュメントの終了(End for all documents)を使用して指定されていない場合は、複数のドキュメントが選択されていても、記述されたコマンドは一回のみ実行されます。 例えば、ユーザーが10個のファイルを選択し、Dispatchアクション スクリプトを有効にした場合、ブロックを使用してファイルをグループにし、10個の別々のダイアログ ボックスではなく、一つのフォローアップ ダイアログ ボックスで処理します。
以下は、Dispatchスクリプトの一連のコマンドの例です。 すべてのドキュメント(For all documents)ブロックが含まれているため、Copyコマンドは選択されたすべてのファイルに対して動作します。
種類 |
内容 |
説明 |
Edit Box(Edit Box) |
DestFolder(DestFolder) |
Edit Boxが一回表示され、ユーザーにコピー先のフォルダの入力を促します。 |
すべてのドキュメント(For all documents) |
ブロックの開始(Block START) |
選択されたすべてのドキュメントに対して評価されるコマンドのブロックを開始します。 |
ファイルをコピー |
%PathToSelectedFile% => %DestFolder%\%NameOfSelectedFile% |
選択された各ファイルのコピーを評価します。 |
すべてのドキュメントの終了(End for all documents) |
ブロック終了(Block END) |
ブロックを終了します。 |