エッジ溶接結合 PropertyManager(Edge Weld Connector PropertyManager)

エッジ溶接結合は 2 つの金属部品を付加するために必要な溶接の適切なサイズを見積もります。

プログラムは溶接シームに沿ってそれぞれのメッシュノード位置における適切な溶接サイズを計算します。 米国溶接規格、または欧州溶接規格を選択し、溶接計算を実行します。

エッジ溶接結合は、複合シェルには使用できません。

この PropertyManager を表示するには:

静解析 Simulation スタディを作成します。 接続 を右クリックし、エッジ溶接 を選択します。

溶接タイプ

タイプ(Type)  
溶接タイプを選択します。
  • すみ肉 - 両面
  • すみ肉 - 片面
  • 開先 - 両面
  • 開先 - 片面
面セット 1 シェルまたは板金のボディ面を選択します。 選択された面は終端部品に属します。
面セット 2 シェル、板金、またはソリッドのボディ面を選択します。
すみ肉溶接では、選択された Sets 1 と 2は、お互いに垂直です。 開先溶接では、選択された面は平行です。
交差エッジ 溶接を適用するために、自動的に セット 1 と 2 の選択された面間にある接触しているエッジを選びます。同様に、非接触のエッジを選択することができます。選択されたエッジは終端部品に属します。
溶接方向   片側溶接のみで使用できます。 シェル サーフェス整列に関する溶接点の場所を提供します。 グラフィックス領域で、赤い矢印が溶接方向を表示します。
サイド1 の溶接(Weld is on Side 1) (すみ肉 - 片面)または (開先 - 片面) 溶接をシェルの上面サーフェスに置きます。
サイド2 の溶接(Weld is on Side 1) (すみ肉 - 片面)または (開先 - 片面) 溶接をシェルの底面サーフェスに置きます。
ジョイント荷重の非対称性のために、含まれる曲げモーメント含んでください

ここ をクリックして偏心曲げモーメントの説明を表示します。

シェル面の整列は、ローカル溶接継手座標系(local weld joint coordinate system) の方向と、エッジ溶接結果の解釈をコントロールします。 エッジ溶接の定義を参照してください。

溶接サイズ(Weld Sizing)

米国規格American Welding Standard D1.1 and D1.2)または 欧州規格Eurocode 3:Design of steel structures, Part 1.8:Design of joints, Section 4.5)を選択し、溶接サイズ計算を実行します。

米国規格(American Standard)  
電極 電極の材料を設定します。リストされない材料を定義するために、ユーザー定義鋼鉄(Custom Steel)、または ユーザー定義アルミ(Custom Aluminum)を選択します。
溶接強度(Weld Strength): 選択された電極の材料極限せん断強度を表示します。ユーザー定義鋼鉄(Custom Steel)、または ユーザー定義アルミ(Custom Aluminum)で、溶接のど厚の適切な極限せん断強度を入力します。
安全率 安全率を指定して、溶接の極限せん断強度を下げます。
電極材料のための許容せん断強度は次で計算されます: 極限引張強 / 安全率 特定コードによって管理されたエンジニアリング プロジェクトは、最小限度とその中に明記された規格を確実に支持しなくてはなりません。

自動車リフトに関する米国標準規格

デフォルトの係数 3 を使用して溶接の極限せん断強度を下げます(ANSI/ALI B153.1-90)。

フック昇降装置下

デフォルトの係数 5 を使用して溶接の極限せん断強度を下げます(ANSI/ASME B30.20)。

評価溶接サイズ プログラムは、溶接結合の適切なサイズを計算します。 プログラムは溶接サイズの値をこのボックスで適切な溶接サイズと比較して、溶接チェックプロット(Weld Check Plot)で結果を表示します。 両面溶接では、プログラムはシェルの片側で、最も脆弱な状態のそれらの位置を考慮します。
推定のど厚サイズ(Estimated weld throat size) 溶接のど厚サイズは次の式に基づいて計算されます。

すみ肉溶接タイプ

推定溶接サイズ(Estimated weld size) *平方根(2)/2

開先溶接タイプ

推定溶接サイズ(Estimated weld size) / 2

欧州規格  
より弱い結合部品の材料 エッジ溶接で結合されたより弱い部品を選択します。 より弱い部品は、より小さい材料引張り強度を持ちます。 ユーザー定義材料引張り強度を入力するには、ユーザー定義(Custom)を選択します。
極限引張強さ 選択された材料の引張り強度を表示します。
材料 ダイアログ ボックスで、エッジ溶接で結合されたボディの材料引張り強度を定義することが必要です。
相関係数 (βW 溶接計算のために 0.8 と 1.0 の間の相関係数を入力します。  推奨値のリストについては、参照テーブル(reference table)を参照してください。 
部分安全率(γΜ ジョイントの安全率を1.0 から 1.25の間で入力します。 推奨値のリストについては、参照テーブル(reference table)を参照してください。 
評価溶接サイズ プログラムは、溶接結合の適切なサイズを計算します。 プログラムは溶接サイズの値をこのボックスで計算された溶接サイズと比較して、溶接チェックプロット(Weld Check Plot)で結果を表示します。 片面溶接では、プログラムはシェルの片側で、最も脆弱な状態のそれらの位置を考慮します。
推定のど厚サイズ(Estimated weld throat size) 溶接のど厚サイズは次の式に基づいて計算されます。

すみ肉溶接タイプ

推定溶接サイズ(Estimated weld size) *平方根(2)/2

開先溶接タイプ

推定溶接サイズ(Estimated weld size) / 2

記号設定(Symbol Settings)

色の編集   カラー パレットからエッジ溶接記号の色を選択します。
記号サイズ エッジ溶接記号のサイズを変更します。
プレビュー表示   エッジ溶接記号のサイズを変更します。