イベント ベースのモーション スタディは、トリガー イベントから発生するモーション動作セットと共に定義されます。 要素変更に対する正確な時間シーケンスを知らないとき、イベント ベースのモーション スタディを作成します。 イベントベースのモーション スタディを計算することにより、要素の変化のために時間のシーケンスを得ることができます。
たとえば、コンベヤ ベルトに沿って動いている構成部品を含む製造プロセスで、ベルトに沿う構成部品の位置に従って、モーターが始動したり変化したりします。 しかし、モーションを計算する前には、構成部品がある位置に届く正確な時間を知らないので、モーターの値を変えて時間を決定することができません。 モーターを起動、または変更する正確な時間を知ることなしでは、時間ベースのモーション スタディを作成することはできません。 しかし、イベントベースのモーションスタディを使用してコンベア アセンブリ モーションをモデル化できます。
コンベア ベルトモデルで、次のことが行えます:
- 近接センサーを定義して、構成部品位置をモニターします。
- センサーの値に基づくトリガーを定義します。
- モデルの一定速度のモーター、またはサーボ モーターを定義します。
- センサーにより、またはスケジュールに従ってトリガーされたとき、モーターを始動するか値を変更する動作を定義します。
イベントベースのモーション スタディでトリガーに対する応答でモーター アクションを指定する前に次を行います:
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イベントベースのモーション スタディで、タスク名と説明を入力して、タスク トリガーを設定します。 例えば、構成部品位置に基づくアクションを引き起こす近接センサートリガーを定義します。
- タスク アクションに割り当てるモーターを定義します。 例えば、変位サーボモーターを定義します。
タスクトリガーに対する応答でモーター値を変えるタスク アクションを定義するには: