Visualize Boost の設定 ほとんどのネットワークでは、コンピュータを Visualize Boost 用に設定するにはデフォルトの設定で十分ですが、ネットワーク環境で他の設定が必要な場合は、以下の手順に従って、手動でコンピュータを設定してください。 コンピュータを Visualize Boost でレンダリング クラスタになるように設定するには: 次のいずれかを実行します: システムで SOLIDWORKS Visualize Boost が実行されている場合は、デスクトップ上で Visualize Boost ショートカット アイコンをダブルクリックするか、ブラウザを開き、次の URL を入力します: http://localhost:8999/config.html. 別のシステムを使用している場合は、ブラウザを開いて次の URL を入力します。 http://<IP アドレス>:8999/config.html または http://<DNS 名>:8999/config.html。 画面の右上隅にあるリストから、言語(Language)を選択します。 設定タブをクリックし、Visualize Boost ノードを設定します。 クラスタ名(Cluster Name)フィールドで超高速レンダー(Superfast Render)、プレゼンテーション クラスタ(Presentation Cluster)、または4 階のコンピュータ(4th Floor Computers)などのコンピュータ名を指定します。 クラスタ名は SOLIDWORKS Visualize Professional にクラスタ プロファイルとして表示されます。 イメージをレンダリングするために、SOLIDWORKS Visualize Professional を実行するユーザーは利用可能な Boost クラスタからクラスタ プロファイルを選択します。 クラスタ名を Visualize Professional コンピュータ上でローカルで指定するのでなく、Visualize Boost コンピュータ上で指定して、すべての Visualize ユーザーが Visualize Boost プロファイル リストで同じクラスタ名にアクセスするようにすることをお勧めします。 クラスタ クライアント アクセス ポート(Cluster Client Access Port)を入力します。これは、SOLIDWORKS Visualize を実行するコンピュータが Boost クラスタに接続するために使用するポートです。 デフォルトのクラスタ クライアント アクセス ポートは 8998 です。 ネットワーキング モード(Networking Mode)エリアで、ご利用のネットワーク環境に基づいてオプションを選択します。このコンピュータを他のクラスタに属さないようにするには、ネットワーキングなし(No Networking)を選択します。 このモードは、Visualize Boost に関わる問題のトラブルシューティングに便利です。 ネットワークが UDP マルチキャストに対応している場合は、UDP マルチキャスト モード(UDP Multicast Mode)を選択します。 Visualize Boost はネットワークを検索して、同じポート上で UDP マルチキャスト モードを使用するすべてのコンピュータから 1 つのクラスタを形成します。 このモードは、ネットワークが対応している場合にお勧めします。 UDP マルチキャスト モードを使用できない場合は、ディスカバリーによる TCP モード(デフォルト)(TCP Mode with Discovery (Default))を選択します。 Visualize Boost はネットワークを検索して、同じポート上で ディスカバリーによる TCP モードを使用するすべてのコンピュータから 1 つのクラスタを形成します。 TCP モード(TCP Mode)は、クラスタ内のコンピュータの明示的なリストを作成する場合(他のモードでは含めたいコンピュータを見つけることができない)に選択します。 このモードには追加の設定作業が必要なため、UDP マルチキャストまたはディスカバリーによる TCP モードを利用できる場合にはお勧めしません。 UDP マルチキャスト モード(UDP Multicast Mode)またはディスカバリーによる TCP モード(TCP Mode with Discovery)を選択する場合は、クラスタ検出アドレス(Cluster Discovery Address)を入力します。 この設定は、IP アドレスおよび1024 より上のポートでなければなりません。デフォルトのポートはネットワーキング モードにより異なります。 8994 (UDP マルチキャスト) 8995 (ディスカバリーによる TCP モード) 8996 (TCP) これらのポートは Visualize Boost コンピュータで相互接続に使用されます。 同じローカル ネットワーク上にある同じクラスタ検出アドレス(Cluster Discovery Address)で設定されたすべてのコンピュータで 1 つのクラスタを形成します。 TCP モード(TCP Mode)を選択する場合:クラスタ アクセス ポート(Cluster Access Port)を入力します。 これは、クラスタ内の Visualize Boost ノードが相互に通信するポートです。 TCP モードのデフォルト ポートは、8996 です。 このマシンがクラスタの「ヘッド ノード」(クラスタの作業を調整するマシン)になる場合、クラスタ アドレス リスト(Cluster Address List)フィールドを使用してクラスタ内の他のノードのIP アドレスをリストします。 各 IP アドレス(192.168.0.100:8996 など)はクラスタ内のすべてのノードに設定されたクラスタ アクセス ポート(Cluster Access Port)を含む必要があります。 このマシンがクラスタのヘッド ノードにならない場合は、このフィールドは空白のままにしてください。 コンフィギュレーションの保存(Save Configuration)をクリックします。 Visualize Boost は新しいコンフィギュレーションを保存し、サービスを停止して、再開します。 ステータス(Status)タブをクリックします。 ステータスが準備完了(Ready)の場合、画面にはクラスタ内で接続されたコンピュータおよびクラスタに割り当てられたセッション(Sessions)(ジョブ)が表示されます。 親トピックSOLIDWORKS Visualize Boost