金型壁面温度 PropertyManager

完全な金型冷却解析の代わりとして、金型壁面温度（Mold Wall Temperature）境界条件を使用すると、キャビティの表面上で変化する温度場を定義できます。

金型壁面温度（Mold Wall Temperature）PropertyManager を開くには:

  • PlasticsManager で境界条件（Boundary Conditions）を展開し、金型壁面温度（Mold Wall Temperature） をクリックします。

設定（Settings）

キャビティ サーフェス上で、個々の面を選択するか、境界ボックスのある面のグループを選択して、モールド温度を適用します。

面 金型壁面温度を指定するキャビティ サーフェス上の面を指定します。
壁面温度 選択した面の金型温度を定義します。

金型の温度をさらに詳細に考慮する場合は、COOL シミュレーションを実行できます。この場合は、キャビティ、金型、冷却管の間の熱伝導を計算します。 COOL シミュレーションの結果には、場所と時間の両方で変化する温度が示されます。 この結果により、充填設定（Fill Settings）と金型壁面温度（Mold Wall Temperature）PropertyManager で入力した温度値はすべて上書きされます。

境界条件として金型壁面温度をサーフェスに割り当てない場合、充填設定（Fill Settings） > 金型温度で定義した値により、キャビティ表面全体に均一な金型温度を適用します。 均一な金型温度は、時間の経過とともに変化することもあります。