キャッシュ ファイル(Cached Files)

ファイルをボルトから取得すると、そのコピーがユーザーのローカル ハードドライブの作業フォルダに作成されます。 このフォルダはキャッシュ フォルダとされます。

次を行うと、システムはファイルをローカル キャッシュにコピーします:
  • ファイルを選択し、プレビュー（Preview）タブを開きます。
  • チェックアウト、バージョンを取得、または 最新バージョンを取得 を選択して、ファイルをリクエストします。
  • アセンブリに SOLIDWORKS Toolbox 部分をドラッグ（SOLIDWORKS PDM が Toolbox ライブラリを管理しているとき）

システム管理者は、ユーザーが SOLIDWORKS PDM にログインするとローカル キャッシュが自動的に更新されるフォルダを指定することもできます。

キャッシュされたファイルの取り扱い(How Cached Files Are Handled)

次回ファイルにアクセスすると、SOLIDWORKS PDM はこのファイルを作業フォルダで探します。 ファイルがそこにあり、正しいバージョンである場合は、SOLIDWORKS PDM はファイルボルトから再取得しません。 変更したファイルをボルトに保存する場合は、作業フォルダに読み取り専用のコピーを残すか、ローカル コピーを削除することができます。

バージョン タブは、ユーザーのローカル キャッシュ フォルダーにあるファイル バージョンを表示します。 また、最新のバージョンがローカルに無い場合は、警告を表示します。

ファイルを作成あるいはコピーして、ローカル ボルト ビューにファイルを追加した場合、それはユーザーのローカル キャッシュにのみ存在します。 このファイル情報はボルト データベースに書き込まれますが、ファイルをボルトにチェックインするまで、他のユーザーは使用することができません。

キャッシュ ファイルの削除(Removing Cached Files)

ファイルをもう必要としないとき、ファイルをローカルキャッシュから削除することができます:
  • ボルトにファイルをチェックインするとき、個々にファイルを削除することができます。
  • ローカルキャッシュをクリアすることで、フォルダー全体、またはボルト全体からファイルを削除することができます。
    チェックアウトされたファイルが参照しているチェックインされたファイルは削除されません。

ファイルをローカルキャッシュから削除することはボルトのファイルに影響を与えません。

システム管理者は、ユーザーが SOLIDWORKS PDM からログアウトするとローカル キャッシュが自動的にクリアされるフォルダを指定することもできます。
自動クリアでは、チェックインされていないすべてのファイルが削除されます。手動キャッシュの場合と異なり、チェックアウトされたファイルが参照しているファイルは保持されません。