アップグレード設定(Upgrade Settings)

アップグレードをどのように実行するか指定します。

SOLIDWORKS のパス

この読み取り専用のフィールドは、SOLIDWORKS 実行形式ファイルへのパスを表示します。 アップグレード ユーティリティはアップグレード処理を行うために SOLIDWORKS を実行します。

コメント(Comment)

アップグレード アクションを説明するコメントを入力します。 このコメントはファイルの履歴に表示されます。

コメントは必須です。

ログファイルの位置

デフォルトの位置はアップグレードしようとしているボルトです。

コーディネータ ワークステーション上で全体のアップグレードを行っている場合には、ログファイルに別の位置を指定することもできます。

アップグレード作業を分割する場合(以下のアップグレード設定により)、この位置は作業インストラクションファイルの位置の \Logs フォルダーに変更されます。 \Logs フォルダーが存在しない場合、ユーティリティが作成するかを確認するプロンプトが表示されます。

アップグレード設定

「BOMの自動的な更新」をオンにして2003前の図面を保存  アップグレード後、部品表が図面に存在する場合、モデルの更新に従って、部品表も自動的に更新されます。
2019 以前のねじ山フィーチャーを新規アーキテクチャにアップグレードします アップグレード後に、ねじ山フィーチャーを 2019 形式に変換します。
2019 以降のバージョンのファイル バージョン アップグレード ツールを使用して、インストラクション ファイルを生成します。 以前のバージョンのインストラクション ファイルを使用すると、インストラクション ファイルの破損エラーが発生します。
欠けている参照を含んでいるファイルを無視 参照しているファイルがファイルボルトに存在しない場合、ファイルはアップグレードされません。
ファイルで完全な再構築(Ctrl+Q)を行います 変化したフィーチャーのみを再構築する代わりに、フィーチャー ツリーの先頭から SOLIDWORKS ファイルを再構築します。

これはパフォーマンスを悪くしますが、標準の再構築がエラーを発見することができないけれども、これはエラーを検出します。

プロセス中のファイルは既に目的のフォーマットにあります アップグレード処理を行っているファイルは既に SOLIDWORKS バージョンのフォーマットになっています。

デフォルトで、ターゲット フォーマットにあるファイルは処理されません。

もしユーザーがアップグレードしている SOLIDWORKS のバージョンを使ってファイルを保存した場合、それらが保存されたとき、ファイルはアップグレードされています。 このオプションをアップグレードされている他のファイルとともにこれらのファイルを処理し、ファイル バージョン数を増加させるために使用します。

保存前にすべてのコンフィギュレーションをアクティブ化  
アップグレード作業を複数の作業インストラクション ファイルに分割 複数のワークステーションで実行できる作業インストラクションファイルを作成することによりアップグレード作業を分散します。

作業インストラクション ファイルの作成と使用(Creating and Using Work Instruction Files) を参照

作成する作業インストラクション ファイルの数
1台のワークステーション上で、複数の作業インストラクションファイルを実行できます。
作業インストラクション ファイルの共有位置 すべてのクライアントが読みとり/書き込み権限を持つ共有フォルダを選択します。 このフォルダ名は UNC フォーマット である必要があります。

アップグレード完了後、作業インストラクションファイルは削除されます。

アップグレード プロセスを始める前にファイルをバックアップすると、作業インストラクション ファイルを再利用できます。 たとえば、アップグレード プロセスがアップグレードを実行しているワークステーション上で停止される場合、作業インストラクション ファイルをバックアップからレストアして、アップグレードを再び実行できます。
ユーザーに成功/失敗を通知します。 アップグレード プロセスについてユーザーに通知します。
ユーザーへの通知を追加するには、追加(Add)をクリックします。
SOLIDWORKS PDM は、作業インストラクション ファイルのステータスに基づいて、指定したユーザーに通知メールを送信します。