熱伝導解析 - 詳細設定オプション

熱伝導 ダイアログ ボックスの 詳細設定 タブでは、アクティブな非定常熱伝導スタディの収束オプションを設定できます。

詳細設定 熱伝導オプション ダイアログ ボックスにアクセスするには、Simulation スタディ ツリーの熱伝導スタディのアイコンを右クリックし、プロパティ を選択します。 続いてダイアログ ボックスの下部にある 詳細設定 をクリックし、詳細設定 タブを開きます。

公差オプション

収束パラメータを設定します。

収束誤差(Convergence tolerance) 平衡の収束に使用する、相対的な温度の許容誤差。
緩和率(Under-relaxation factor) 反復中に解析が変わる頻度を制御します。 自動 を選択してプログラムで計算されたデフォルト値を使用するか、固定 を選択して値を直接指定します。 値 1 を指定すると解決法がより迅速に動作できるようになりますが、非線形解析が収束しない場合があります。

緩和率に(1 よりも)小さい値を指定すると、解決法が当初の想定に近いままになり、解決法が収束する可能性が高くなります。 この手順は、特に輻射の問題にとって有用です。

詳細設定(Advanced)熱伝導オプションは、Intel 直接スパース ソルバおよび FFEPlus ソルバの両方で統合されています。これらの機能は、非線形解析-詳細設定オプションの収束許容値と特異点除外ファクターに似ています。